2月18日~22日にかけ、総合芸術集団「Human Art Theater」によって行われた、手塚治虫の名作漫画を舞台化した「漫劇!!手塚治虫 第一巻」。盛況のうちに幕を閉じた同舞台で、天才外科医を描いた名作『ブラック・ジャック』のエピソードで登場したピノコロボットの動画を公開いたします。
ピノコは『ブラック・ジャック』の人気キャラクターで幼い女の子の姿をしており、同舞台に協力した理工学術院・高西研究室がロボットとして再現しました。登場するエピソード「畸形嚢腫」では、双子の姉のコブの中で脳や手足、臓器等がばらばらに収まった状態で生きるピノコを、ブラック・ジャックが手術で取り出して身体を与えるシーンが描かれています。
ピノコロボットはこの手術のシーンに登場し、体が震える瞬間や、ブラック・ジャックを見つめ、自分の手足の動きを確認する視線等の細かい動きを、搭載するCCDカメラや25個のモータを駆使して演じ、与えられた体に戸惑う姿、外の世界を初めて見る様子を感動的に伝えます。
※動画は直前のリハーサルの様子を撮影したものであり、実際の公演とは異なる可能性があります。