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移住・国際労働移動にかかる国際共同研究を本格化 バーミンガム大学×早稲田大学が英国政府の研究基金を獲得

早稲田大学とバーミンガム大学は、2000年に学術協定を締結して以来、学生交流・研究者交流を活発に行い、信頼関係を強めてきました。2016年に共同研究の戦略パートナーシップに合意し、現在、シェイクスピア研究やロボット工学等、多くの分野で共同研究が進んでいます。

このたび、共同研究分野のひとつである、移住・国際労働移動にかかる研究チームが、英国ESRC(Economic and Social Research Council : 経済社会研究会議)による研究基金を獲得し、労働力の不足という英国と日本が共通の重要課題への取り組みを本格化することになりました。バーミンガム大学のスーパーダイバーシティ研究所(Institute for Research into Superdiversity:IRiS)と、早稲田大学のアジア国際移動研究所(Institute of Asian Migrations:IAM) を中心に、英国と日本の研究者が人文社会科学の専門知識を結集します。

IRiS所長のJenny Phillimore教授(バーミンガム大学)は、次のように述べています。「日本とイギリスには、政治的、経済的、社会的に多くの違いがありますが、1つの大きな課題を共有します。それは、両国とも、大規模の海外からの移住者受け入れに抵抗してきましたが、今や将来の繁栄は外国人労働者の活用にかかっていることを理解している点です。」

IAM所長の、Gracia Liu Farrer教授(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 教授)は、次のように述べています。「日本社会が開かれつつある今、この共同研究は、日本の学界と外界とを結びつける絶好の機会です。日本では移住と多様性の研究が急速に発展しています。 IAMは新しい研究所であり、IRiSや英国の研究者と協力して、多くのインスピレーションとノウハウを得たいと考えています。」

Gracia Liu Farrer教授(左)とJenny Phillimore教授(右)

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