社会科学分野へのデータサイエンスの応用および実験手法の応用、ゲーム理論を用いた数理的な演繹モデルの開発を通じ、イズムではなく、科学として平和の問題を多面的に研究し、知見を得ることを目指します。また、知見に応じた社会実装についても中長期的にチャレンジします。具体的には、紛争のイベント予測、 コンジョイントを利用した仮想的な紛争時における人々の選好の検討、AIを利用した紛争時の社会予測、核兵器をめぐる平和科学といったアイディア・問いに対して文理融合的なアプローチで取り組み、「平和の科学」の創造を行います。
ゲーム理論・実験政治経済学パートは、「日本学術振興会 研究拠点形成事業(CORE-to-CORE Program)」で形成された研究拠点 CEFM(金融市場実験研究センター、政治経済学術院・教授 船木 由喜彦)をベースにしつつ、平和の科学的探究につながる早稲田大学における実験研究の実施援助、ゲーム理論・実験経済学のセミナー開催、海外のゲーム理論・実験経済学者の招聘と交流(博士学生への合同研究指導含む)、早稲田大学の研究者、若手研究者、博士課程学生の海外研究・報告の補助、関連する国際学会の準備および開催などを行います。
政治経済学術院・教授 多湖 淳
2025年度