
鎌田 清一郎 (理工学術院大学院情報生産システム研究科教授)
自動車業界においては近年、ソフトウェア更新によって車両性能の維持・向上を図る「ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)」の研究が活発に進められています。
当研究所では、この潮流を踏まえ、AI関連技術を活用した以下の分野の研究開発に取り組んでいます。
これらの技術を統合的に研究することで、より高度で安全かつ効率的な次世代モビリティの実現を目指します。
SDV実現に向けて以下4つの研究を中心に実施する。
SDVでは、深層学習による車両周辺環境認識技術において、更なる高速かつ高精度な認知性能が求められている。本研究では、バックボーンとしての認知技術の高度化、そして信頼性の高いパスプランニングとしての軌道予測技術を確立する。
認知によって得られたマルチモダル情報を使って、信頼性のより高い運転判断を行うことが求められている。本研究では、車両全体を統合的に制御するための判断技術の性能をいかに向上させ、安全走行を確保するかを課題とする。
モデルベース制御では、制御対象の車載システムを「モデル化」し、当該モデルを使って高効率な制御技術を研究する。現実世界において車両に起こっている現象を、コンピューター上にモデルとして再現し、設計段階からシミュレーションを繰り返すことで、効率的に本研究が推進できる。
2010年頃からのコネクテッドカーの普及に伴い、サイバー攻撃のリスクが増大している。本研究では、車載本体システム情報の保護、個人情報の保護、OTA(Over The Air)のアップデートの安全性確保等、様々な車載セキュリティ対策を研究する。
鎌田 清一郎 理工学術院大学院情報生産システム研究科教授
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