AロマンティックやAセクシュアルという言葉が普及するにつれ、少しずつ「私もそうだ」「そうかもしれない」という人が増えてきたように思います。
そしてそれと同時に、こんな声を聞く機会も増えました。
「自分以外のカミングアウトしている当事者に会ったことがない」
「これって私だけ?それともAロマンティック/Aセクシュアルの人はみんなそうなの?」
「Aロマンティック/Aセクシュアルの人はずっと一人で生きていくの?どんな人生を歩んでいるの?」
そこでGSセンターでは、Aロマンティック/Aセクシュアルの当事者もしくは「かもしれない」人を対象に、クローズドな空間で、おしゃべりするイベントを昨年開催しました。そして今年も第2弾として、当事者もしくは「かもしれない」人 を対象に、Aロマンティック/Aセクシュアルの人の家族・パートナーに関する選択肢やその選択方法についてご紹介しつつ、ざっくばらんにおしゃべりするイベントを開催します!
また、昨年大好評だった『家族・パートナーについての情報提供』のコーナーについては、昨年に引き続きゲスト講師の神林麻衣さんをお迎えし、「アロマンティック / アセクシュアル & かもしれない
私たちのライフキャリアについて」というタイトルでお話していただきます。
- ゲスト:神林 麻衣 さん
早稲田大学職員。アロマンティック/アセクシュアル・スペクトラムのための活動を 行う団体「As Loop」のメンバー。「LGBTの支援もできる」キャリア支援者養成 プログラムnijippo1期生。アライの養成を目的とした研修の開発や LGBTQ+学生へのキャリアサポートガイドの発刊、ジェンダー・セクシュアリティに 配慮したキャリア相談、アロマンティック・アセクシュアル関連のイベントの 企画・運営等に従事。
当事者もしくは「かもしれない」人だけのクローズドな空間で、私たちと一緒におしゃべりしてみませんか?
皆様のご参加をお待ちしております!
■ 用語解説:
Aロマンティック:他者に恋愛的に惹かれない、もしくはその程度が低い人
Aセクシュアル:他者に性的に惹かれない、もしくはその程度が低い人
日本ではAセクシュアルを「他者に恋愛的にも性的にも惹かれない、もしくはその程度が低い人」という意味で使用することがありますが、当イベント内ではAセクシュアルは上述の定義で使用します。「他者に恋愛的にも性的にも惹かれない、もしくはその程度が低い人」はAロマンティックAセクシュアルと呼称します。
同時に、「他者に恋愛的に惹かれるが、性的に惹かれない、もしくはその程度が低い人」のことをノンセクシュアルと呼ぶことがありますが、当イベント内では「他者に恋愛的に惹かれるか否かに関わらず、他者に性的に惹かれない、もしくはその程度が低い人」をAセクシュアルと呼称します。
日時
2023年10月30日(月) 17:15~19:15(イベント開始時間の約5分前にオンライン開場予定です)
会場
ハイブリッド開催
※対面の会場やオンライン(Zoom)の参加URLは参加が確定した方にのみ個別にご連絡いたします
※対面の会場は、早稲田大学早稲田キャンパスの教室もしくは会議室の予定です
コンテンツ
- オープニング・班分け(1班4~5人程度の予定)
- 自己紹介・アイスブレイク
- おしゃべり
- ゲストによる情報提供「アロマンティック / アセクシュアル & かもしれない 私たちのライフキャリアについて」
- おしゃべり
- クロージング
参加費
無料
言語
日本語(Japanese)
参加対象
Aロマンティック/Aセクシュアル&かもしれない学生
※運営スタッフはAロマンティック/Aセクシュアル&かもしれない人に限りません
定員
20名(予告なく変更される場合があります)
※応募者多数の場合は抽選となります
参加申込方法
下記申し込みフォームにて事前に申し込みをお願いします。
参加申込締切:2023年10月23日(月)17:00
抽選結果発表:2023年10月25日(水)14:00頃
※申込時に入力いただいたメールアドレス宛に、当選・落選に関わらず結果をご連絡いたします。万が一連絡が来ない場合は、お手数ですがお問い合わせまでご連絡ください。
参加にあたっての注意事項
グラウンドルール(安全な場所を作るためのルール)
- いつでも入退室自由
- 特定のカテゴリーをひとくくりにして話さない
- すべての人が自分と同じ考えではないことを意識しよう
- 他者のアイデンティティやバックグラウンドを決めつけない
- 誰が居たか/何が話されたかを本人の同意なく話さない
- 話したいことだけ話していい
- 聞こえにくかった時は遠慮なく言おう (Zoomの場合)
※ルールを守れない方には退室をお願いする場合があります
※会場やZoom上での撮影・録画・録音は一切禁止です。
【イベント報告記事の掲載のご協力について】
GSセンターでは、イベント後、参加できなかった方や関心を持つ方のために、どのような話題がイベント中にあがったか「開催報告」として記事に簡単にまとめています。個人を特定しない形で質疑応答の内容を掲載する可能性がありますが、気になる方は、質問の冒頭で「開催報告に掲載しないでほしいのですが」と、一言お知らせください。お手数をおかけいたしますが、何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
主催
早稲田大学スチューデントダイバーシティセンター・GSセンター