あなたは、舞台を観に行って「モヤモヤ」したことはありませんか?
「舞台上のあの演出、今の時代に合っていないのでは…?」
「自分の感覚をアップデートしきれてないかも…?」
その「モヤモヤ」、「フェミニスト批評」の観点で捉えると「面白い、楽しい」に変わるかもしれません。
フェミニスト批評とは、これまでの批評が男子文化だったことに立脚し、ジェンダーやセクシュアリティに関することを深読みしていく批評のことだ、と北村先生は仰っています。
本イベントでは、「フェミニスト批評というまなざしで舞台を観ること」について焦点を当てます。そして、
「舞台上の人々の美しさを楽しむ自分」
「純粋に物語を楽しむ自分」
「批判的な観点を持つ自分」
などを、どのように共存させていきながら舞台鑑賞を楽しんでいけるのかを、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。
そこで今回、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』でおなじみのフェミニスト批評家、研究者である北村紗衣先生をお招きして、参加者の皆さんのモヤモヤ・疑問に答えていただきます!
・舞台を観るのが好きな人
・フェミニスト批評に興味がある人
・なんとなく興味がある人
など、皆様の参加をお待ちしております!
日時
2022年12月20日(火) 19:00~20:30
会場
Zoomウェビナー(詳細は開催3日前をめどに申し込みされた方にのみお知らせします)
コンテンツ
・趣旨説明・あいさつ 登壇者紹介
・トークセッション(登壇:北村先生、進行:学生スタッフ)
- GSセンターについての説明
- 事前に募集した参加者のモヤモヤを共有・北村先生からのコメント
- 舞台の観客としてどのように作品を楽しんでいけるかについての講義
- これからの舞台の楽しみ方についての模索
・質疑応答
・北村先生から一言
・クロージング
ゲスト
北村紗衣 (きたむらさえ)さん
武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授。専門はシェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評。著書に『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』 (白水社、2018)、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書肆侃侃房、2019)、『批評の教室――チョウのように読み、ハチのように書く』(ちくま書房、2021)、『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』(文藝春秋、2022)など。
参加費
無料
言語 Language
日本語(Japanese)
参加対象
大学生・大学院生・一般
定員
200名(予告なく変更される場合があります)
参加申込方法
下記申し込みフォームにて要事前申込(2022/12/18(日)締め切り)
※ただし定員に達し次第、締め切る可能性があります。
参加にあたっての注意事項
グラウンドルール(安全な場所を作るためのルール)
- いつでも入退室自由
- みんながみんな自分と同じ考えではない
- 見た目で判断しない
- 今日の話はここだけの話
- 話したくないことは話さなくていい
- 聞こえにくかった時は遠慮なく言おう(オンライン開催の場合)
※ルールを守れない方には退室をお願いする場合があります
※イベント中の撮影・録画・録音は一切禁止です。
イベント報告記事の掲載のご協力について
GSセンターでは、イベント後、参加できなかった方や関心を持つ方のために、どのような話題がイベント中にあがったか「開催報告」として記事に簡単にまとめています。個人を特定しない形で話した内容を掲載する可能性がありますが、気になる方は「今からする話はこの場だけにしたいのですが」「今話したことは開催報告に掲載しないでほしいのですが」と、随時お知らせください。お手数をおかけいたしますが、何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
主催
早稲田大学スチューデントダイバーシティセンター・GSセンター