Gender and Sexuality Center早稲田大学 ジェンダー・セクシュアリティ・センター(GSセンター)

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【開催報告】こころもカラダも健康な性行為とは〜セクシュアルプレジャーの大切さを学ぼう!〜

こんにちは、学生団体シャベルのルーです。
「こころもカラダも健康な性行為とは〜セクシュアルプレジャーの大切さを学ぼう!〜」と題したトークイベントを11月30日(火)にオンラインで開催いたしましたのでご報告いたします。
このイベントはWASEDAスポーツ・健康月間の一つとして開催され、健康を考えるうえで欠かせない性の健康について多くを学べるイベントとなりました。
ゲストには高橋幸子(サッコ先生)さん、清水美春さん、カマーゴ李亜さんをお迎えし、司会は学生団体シャベルのメンバーが務めました。
イベント当日は100名近くの方にご参加いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。
GSセンターでアーカイブ動画を視聴することが可能ですので、興味のある方は是非お越しください!

導入~性的同意、SRHR、グラウンドルール~

今回のイベントは、ゲストの皆さんが司会からの質問に答えながら話し合う形式で実施されました。導入の部分では、イベントの重要な前提となる「性的同意」、「性と⽣殖に関する健康と権利(Sexual and Reproductive Health and Rights、略称:SRHR)」、「セクシュアルプレジャー」の定義や概念について紹介するとともに、グラウンドルールを設定することで、登壇者を含めたすべての参加者が安心して参加できるイベントになるような場づくりを行いました。

セルフプレジャーとセクシュアルプレジャーの関係性

テーマトークの前半は、「セルフプレジャーとセクシュアルプレジャーの関係性」について話しました。「プレジャーギャップ」というセックス中に得られるオーガズムの頻度やセックスを楽しくないと感じた経験の違いなどのデータを紹介し、「相手とセックスそのものを楽しめるように、まず自分を知ることが大切である」ということを話しました。また、セルフプレジャーに対する社会の風潮や安全面の問題、さらに性感帯の知識やセックストイの使い方などセルフプレジャーに関する内容を詳しく語り合いました。

自分と相手にとってのセクシュアルプレジャー

テーマトークの後半では、「自分と相手にとってのセクシュアルプレジャー」について話しました。「セクシュアルプレジャー」には、性的同意が取れている前提で相手も自分も安心して性的な行為に及んでいることが不可欠である、というお話があり、相手とのコミュニケーションの取り方や性的同意と自己決定権について話し合いました。「性交痛」「中折れ」「乗り気じゃない時」等、相手とセックスする際の具体的な悩みやその対策について、ゲストの方からご意見を伺いながら話し合いました。

参加者の感想

イベント実施後のアンケートでは、参加者の方から非常に多くのご意見・ご感想を頂きました。

学校では教わらなかった性に関する大切な知識を学べた。中学高校ではどうしても性行為に否定的な教育をしがちだが、今回のイベントでは肯定的な面も教えてくれてとてもよかった。

初めてネット以外からの情報を生で聞けてよかった。今回のイベントのような機会がもっと増えればいいなと感じた。

slidoを利用することで、コメントや質問ができ、いいねをつけてもらえたり、アンケート機能を利用することで会場全体の傾向がわかるなど、双方向のコミュニケーションの工夫があり、とても楽しめた。

セクシュアルプレジャーというテーマをオープンに語ることを高く評価する感想やイベントの進め方に対する感想も来ていました。
全体の満足度も92%と非常に高く、今回のイベントを開催できて良かったと思うと同時に、今後もこのテーマに関するイベントの開催を検討していきたいと感じました。

GSセンターは、早稲田大学のLGBTQ+(性的マイノリティなど)学生や、ジェンダー・セクシュアリティに関心のある全ての人(アライ含む)の居場所であり、誰もが自由に利用できるセーファースペース兼リソースセンターです。

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