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【活動報告19-04】性の話をもっと気軽にオープンに!

 

「性の話をもっと気軽にオープンに!~性感染症・性的同意について考える~」と題したトークイベントが11月15日(金)に早稲田大学14号館で開催されました。ゲストにはYoutubeで性教育について発信しているシオリーヌ(大貫詩織)さんと、コンドームの選び方・性教育について発信しているコンドームソムリエAiさんにお越しいただきました。司会は、学内で性暴力をなくすべく「性的同意」について啓発活動を行っている学生団体シャベルのメンバーが務め、イベントには90名近くの方にご参加いただき、大盛況のうちに幕を閉じましたこのイベントはWASEDAスポーツ・健康月間イベントの一つとして開催され、本月間ふさわしく健康を考えるうえで欠かせない性の健康について多くを学べるイベントになりました。

 

性感染症について

 

シオリーヌさんから性感染症について基本的な事項の説明があり、その後事前に集めた参加者からの質問に答える形でイベントが進められました。

性感染症というと「不特定多数の人と関係を持った人がかかる」というイメージがあるかもしれませんが、実際にはそうではなく、一度でも誰かと関係を持ったことがあるなら感染の可能性があるそうです。今のパートナーの前のパートナーのその前のパートナーのその前の…とさかのぼっていくと一体どこで誰と関係を持って感染しているかわからないですよね、というお話がありました。

コンドームソムリエのAiさんからは、「性感染症はほとんど自覚症状がなく気づきにくいのでパートナーが変わったタイミングで(お別れして暇なときに)検査をするのがいい」とのことでした。地域の保健所では無料で受けることができますし、病院ではお金はかかりますが様々な種類の性病検査をすることができます。また通販の検査キットもあり、人に知られずに検査を受けることもできるそうです

 

コンドームについて

また、性感染症の予防に有効なコンドームについてご説明いただきました。Aiさんはコンドームを「避妊具」と呼ぶのではなく「性感染症予防具」という認識に変えていきたいといいます。

コンドームの素材は、ラテックス製のものに加え、ラテックスアレルギーの人が使えるポリウレタン製、イソプレンラバーという素材でできているものの三種類が日本では購入することができます。

「コンドームの大きさは、ペニスの太さで決まるものなので一度でもコンドームがうまく降りていかなくてきついな…という思いをしたことがある方は、気軽に1段階上のサイズを試してみることをお勧めします。また、サイズは前述の素材によっても伸び具合に違いがあるため変わってくることがあるので素材、厚さ、形状、そしてついているゼリー量などを考慮して『推しコン(推しているコンドーム)」』を見つけてください!」と、コンドームについて楽しく分かりやすく説明してくださいました

 

(終演後、実際に様々な素材でできたコンドームを触る時間が設けられました)

 

性的同意について

シャベルさんからは、「性的同意」に関することをお話しいただきました。「性的同意」とは、すべての性的な言動において、アクションを起こした側が取るべき同意のことです。「同意」において確認されるべき重要なことは、「非強制性」「対等性」「非継続性」の3つがあります。「非強制性」とは、例えばナイフを突きつけられた状態での「Yes」が「Yes」を意味しないように、上司と部下や先輩と後輩、もっとミクロなものも含めて様々な権力関係が働く場においての「同意」は、「同意」とならないということを意味します。その上で、「対等」な関係性においてのみ同意が可能になります。また、日曜日に「セックスしていいよ!」と言ったことが月曜日にも火曜日にも適用されることにはなりません。同意はその都度確認されるべきですし、キスしたことが決して性交に同意したことにならないように「流れ」と認識されがちな行為においても1つ1つ同意を取る必要があります。これを「非継続性」といいます。

「同意なんて契約みたいでムードが壊れちゃう」という意見に対して、コンドームソムリエAiさんより「デートでごはんを食べるとき『昨日はイタリアンがいいって言ったけど今日はその気分じゃない』ってなったら別の店を探すじゃないですか、そういうコミュニケーションが性的なことがらにおいてもきちんと行われるべきということなので、逆に同意がある方がセクシーじゃないですか」という答えをいただきました。

性的なことになると急にコミュニケーションをとれなくなるのではなく、日ごろのコミュニケーションの延長として「性的同意」を考えることが大事であると教えてくださいました。

 

 

参加者の感想

コンドームはなんとなく使えればいい、としてきちんと考えたことがなかったのですが、素材や大きさ、そして選ぶことを通じてコミュニケーションをとることの重要性を学ぶことができました。コンドームは「避妊具」ではなく「性感染症予防具」ということで、避妊についてはピルだけでなくIUD(IUS)、避妊パッド(パッチ)の存在を知りました。性感染症や妊娠について「安全日はない!」や「排卵のタイミングは正確にはわからない」といった知識をきちんと知ること、そしてそれに対応するモノの使い方を知ることは人生にとって、とても重要なことだと再認識できるイベントでした!

 

早稲田大学GSセンターは、早稲田大学のセクシュアルマイノリティ学生およびその支援者のホームグラウンドであるとともに、ジェンダー・セクシュアリティに関心のある全ての人々が自由に利用できるフリースペースです。

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