早稲田大学では、バリアフリー情報や保育関連施設、「だれでもトイレ」・「だれでも更衣室」等について掲載した「早稲田大学 UD (ユニバーサルデザイン) マップ」を作成しています。
「だれでもトイレ」は、文字通り「誰でも利用できる」トイレです。利用者の性のあり方を問うことはありません。どなたでも遠慮なく利用してください。また、すべての「だれでもトイレ」に「All Genders」のサインをつけるよう、現在取り組みを進めています。
リフレッシュスタジオやサークル活動などで使用されている戸山キャンパス早稲田アリーナ地下1階の「多目的運動場」には、「だれでも更衣室」が設置されています。多目的運動場」の利用者は、どなたでもこの更衣室をご利用いただけます。
トレーニングセンターの更衣室(ロッカールーム)は「女性」「男性」「個室」の3つに分かれています。「個室」は全ての方が使用できますが、2部屋しかない(「トレーニングセンターRoom1」、「トレーニングセンターRoom2」)ため、場合によってはお待ちいただく場合もあります。
学生定期健康診断は、「個人の健康維持や疾患の予防・早期発見」と「学内の感染症まん延予防(結核など)」を目的とし、学校保健安全法に基づき実施しています。自身の健康管理に役立つ貴重なデータとなるため、毎年必ず受診してください。健診日時は予約制ですが、学部(一部除く)、学年、性別による指定はありません。自身の都合の良い日に受けてください。胸部X線検査(対象:当該年度入学者および保健センターから受診指示のあった学生)を除き、健診会場でジェンダー別に分かれることはありません。
ジェンダー・セクシュアリティについて悩むことで精神的に大きな負担が生じることがあります。相談内容によっては、学生相談センターを紹介し、連携して対応に当たります。学生相談センターでは臨床心理士が常駐しており、じっくり相談できます。
『早稲田大学におけるハラスメント防止に関するガイドライン』に関わる事案についての対応や相談を大学に希望される場合には、コンプライアンス相談窓口を紹介します。
いわゆるジェンダークリニックや、その他ジェンダーやセクシュアリティに関することに関してレスポンシブなクリニックなどについて情報が必要な方は、GSセンター個別相談にてご相談ください。
学生が就職活動で使用する履歴書として早稲田大学が定めたものはありませんが、早稲田大学生活協同組合で取り扱う、早稲田大学のロゴマークを使用した履歴書に性別欄はありません。
キャリアセンターでは、将来の進路選択やキャリア形成をサポートするために対面およびオンラインで個別相談を行っています。相談は、ジェンダー・セクシュアリティに関する基本的な知識を習得したキャリアセンター相談員が対応します。MyWaseda「キャリアコンパス」から事前に予約が必要になるので下記キャリアセンターWebサイトをご確認の上、予約をお願いします。特に、就職活動中や入社後に性のあり方やそれにまつわる個人情報を関係者に伝えるかどうか、指定のフォーマットに性別欄があった際にどのように書くのか、就職先をどう選んでいくのか等、ジェンダー・セクシュアリティに関する相談について詳しく知りたい方は、キャリアセンターWebサイトの「ジェンダー・セクシュアリティ×就職・キャリアに関する相談」をご確認の上、メールでお問い合わせください。
GSセンターおよびキャリアセンターでは、就活・就労に関する書籍などのリソース提供や、個別相談による情報提供を実施しています。また、キャリアセンターにおいて実施している「業界・企業研究フェア」「合同企業説明会」等の企業検索画面において「セクシャルマイノリティ(LGBTQ+等)への取り組みについて で絞り込む」により、企業を検索することができます。その他「LGBTフレンドリー企業」については『早稲田大学LGBTQ+ 学生生活サポートガイド』をご覧ください。
GSセンターでは「LGBTQ+&かもしれない人のための就活・就労」と題し、就職活動を終えたLGBTQ+学生や、大学卒業後就労しているLGBTQ+の方等を招いたイベントを例年12月頃に開催しています。「自分らしく働くってどうすればいい?」「カミングアウトして就活するには?」など、LGBTQ+当事者限定の完全予約制のクローズドなイベントです。イベント情報は随時GSセンターWebサイトに掲載しています。
早稲田大学では留学生を含むすべての学生を対象に、大学直営寮や大学提携寮を多数設置しています。ジェンダー・セクシュアリティに関する不安については、対応を検討しますので、直営寮・提携寮いずれの場合も学生生活課学生寮担当まで事前にご相談ください。相談にあたり不安がある場合はGSセンターにご相談ください。
学生寮についてより詳しくは、学生生活課 学生寮デスクのWebサイトや、『早稲田大学LGBTQ+ 学生生活サポートガイド』をご覧ください。
早稲田大学では授業、オリエンテーション、ゼミやサークルの合宿などの、宿泊を伴う活動に利用できるセミナーハウスを設置しています。部屋割り、入浴・シャワー、トイレなど、ジェンダー・セクシュアリティに関して相談したいことや個別対応を希望する場合は、当該活動の宿泊予約を担当する教員や学生等を経由することなく事前の相談により可能な限り対応しますので、学生生活課セミナーハウス担当または信頼できる教職員までお問い合わせください。相談にあたり不安がある場合には、GSセンターまでご相談ください。なお、セミナーハウスによっては設備等の都合により、止むを得ず対応できない場合もありますのであらかじめご了承ください。