\\就活が不安……みんなどうしてるの? 教えて!//
本イベントは、LGBTQ+ & そうかもしれない人が就活・就労をする際、社会的トランスフォビア、バイフォビア、ホモフォビアなどが障壁となるケースがあることから、当事者学生が少しでも就活・就労に対してどのように対策をして臨むかを先輩の体験談をもとに考える場として開始され、毎年開催されているものです。
「第一部:知識」では、専門知識のあるキャリアコンサルタントをお招きし、LGBTQ+であることを踏まえたキャリア形成とライフプランについてお話を伺います。
LGBTQ+の就活生のなかには「ジェンダー・セクシュアリティに関して安心して働ける企業や業界はどこなのか」という具体的な情報を知りたいという方も多くいるかもしれません。ですが、働くうえで重要なことはそれだけではありません。どのようなキャリアを築いていくかは、自分が将来どんな生活を送りたいのかという「ライフプラン」とも密接にかかわっています。第一部では、就活・就労を考える上で重要なポイントとして、LGBTQ+にとってのキャリアプランとライフプランに関する基本的な考え方や視点についてお話しいただく予定です。
「第二部:体験談」では、LGBTQ+で就職活動を経験した先輩2名を交えて、就職活動における体験談や、自身のキャリアについての考え方など、学生への就活・就労の参考となるお話を伺います。
実際の就活の中で重視したことや、カミングアウトする/しないをどう判断したか、実際に働いてみてどうだったか、どのように自身の望む生活とキャリアのバランスと図っているのか……など、登壇されるゲストそれぞれの視点やご経験からのお話を伺う予定です。
こんなもやもやを持っている、という方におすすめです!
- 就活でカミングアウトしなきゃいけないのかな、しなくてもいいのかな。
- カミングアウトする場合は、どうやったらいいんだろう?
- 就活の服装、どうしよう。
- 性的指向や性自認に関わらず居心地の良いところで働きたいけど、どうやって企業との相性を探ればいいのか分からない。
- パートナーとの関係や子育ての予定について、面接時に企業から聞かれることはあるのかが不安。
- そもそも、生きていく上で、「仕事」をどう位置付けたらいいんだろう?
などなど
これから就活を始める方も、すでに取り組み始めているという方も、考えるための材料を集めながら一緒に考えてみませんか?
Q&Aを除き、全編講演形式での開催を予定していますので、ちょっとでも気になるな~という方はぜひお気軽にご参加ください!
※このイベントはオンラインイベントです。
※※本イベントは、顔出し・声出しなしでご参加いただきます。
日時
2025年1月10日(金) 18:15~19:45(イベント開始時間の約5分前にオンライン開場予定です)
会場
Zoomウェビナー(申し込みした方にのみリンクをお送りいたします)
参加対象
LGBTQ+ & かもしれないと思っている学部生・院生
コンテンツ
- オープニング、本日の流れの紹介、登壇者紹介
- 【第一部:知識】 LGBTQ+学生の就活・就労について(30分)
- 【第二部:体験談】 当事者ゲストによる就活・就労体験談 (40分)
- 質疑応答
- リソース紹介、閉会
第一部講師プロフィール
岩﨑德子さん
キャリアコンサルタント、公認心理師
中央大学ダイバーシティセンター ジェンダー・セクシュアリティ領域コーディネーター
NPO法人共生社会をつくる性的マイノリティ支援全国ネットワーク 副代表理事
大学やNPO、自治体などでSOGIEに関わる相談支援や性的マイノリティのキャリア支援を行う。大学での職員研修など、支援者・組織への支援を含め、キャリアとSOGIEのよりよいあり方を求めて広く活動中。
第二部体験談ゲスト紹介
なつこさん
2015年文化構想学部卒、レズビアンです。外資系IT企業でコンサルタントとして勤務して10年目です。一昨年パートナーの家族が住む海外で同性婚をし、現在は1歳の子どもを育てています。昨年大学院に入学し、働きながら様々な年齢の同級生と共に学んでいます。在学中に出産、育休復職を経て今年卒業予定です。会社ではあまりカミングアウトしていませんが、家族や地域にはオープンにした上で支えてもらいつつ楽しく暮らしています。就活では悩んだことも多いので、働きながらでも様々な選択肢があることを知ってもらえると嬉しいです。
ともさん
2018年早稲田大学文学部文学科社会学コース卒業。FtMトランスジェンダーで、好きになる性は女性です。2023年に戸籍上の性別を男性に変更しました。
キャリアの自己紹介としては、新卒で株式会社LITALICOへ入社し、現在は採用を担当しています。就職活動はカミングアウトをして行いました。
就職活動のことも、職場でのスタンスについても、いろんなお話ができればと思います。よろしくお願いいたします。
米田さん
2023年日本体育大学児童スポーツ教育学部卒業。性自認は男性で好きになる性も男性のゲイです。卒業後の進路としてスウェーデンのヨーテボリ大学のマスター“Gendering Practice“へ進学を予定していましたが、「現状を社会人として経験せずに大学院に進むこと」に大きな疑問を抱き合格を辞退し、日本での就職を決めました。現在は福祉・教育系の会社に勤務しながら、多様な性に関する情報を発信し安心・安全な居場所を提供するNPO にて活動しています。私が働く中で大切にしていることは「無理しない。偽らない。ゲイである等身大の自分でいる。」ということです。「今の働き方に至った経緯」や、「就労体験談」に主にフォーカスを当ててお話しできたらと思います。
参加費
無料
言語 | Language
日本語(Japanese)
定員
50名程度
※定員に達し次第、申し込みを締め切ります。
申込方法
下記webフォームにて要事前申込(2025/1/9(木) 23:59締め切り)
※ただし定員に達し次第、締め切る可能性があります。
※本イベントは、顔出し・声出しなしでご参加いただきます。
参加にあたっての注意事項
【グラウンドルール(安全な場所を作るためのルール)】
- いつでも入退室自由
- 特定のカテゴリーをひとくくりにして話さない
- すべての人が自分と同じ考えではないことを意識しよう
- 他者のアイデンティティやバックグラウンドを決めつけない
- 誰が居たか/何が話されたかを本人の同意なく話さない
- 話したいことだけ話していい
- 聞こえにくかった時は遠慮なく伝えよう
※ルールを守れない方には退室をお願いする場合があります
※Zoom上での撮影・録画・録音は一切禁止です。
※本イベントはウェビナー形式です。参加者は常時マイクとカメラがオフの状態になります。
合理的配慮事前相談
原則、イベント開催日の3週間前までに、下記のウェブページから必要に応じてご相談ください。
【イベント報告記事の掲載のご協力について】
GSセンターでは、イベント後、参加できなかった方や関心を持つ方のために、どのような話題がイベント中にあがったか「開催報告」として記事に簡単にまとめています。個人を特定しない形で話した内容を掲載する可能性がありますが、気になる方は「今からする話はこの場だけにしたいのですが」「今話したことは開催報告に掲載しないでほしいのですが」と、随時お知らせください。お手数をおかけいたしますが、何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
主催
早稲田大学スチューデントダイバーシティーセンター ジェンダー・セクシュアリティセンター(GSセンター)
協力
早稲田大学キャリアセンター
お問い合わせ
早稲田大学スチューデントダイバーシティセンター ジェンダー・セクシュアリティセンター(GSセンター)
gscenter#list.waseda.jp(#を@に変えてご連絡ください)