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Voiceスポーツ実技 「スポーツを通して人と関わる」

私がこの「野外スポーツ02」を履修したのは、履修したことのある先輩に“いろんな人と仲良くなれて楽しいよ“と薦められたことがきっかけでした。理工学部の自分にとって他学部の人と関わる機会は多くはないため、新たなコミュニティを作ることができるかもしれないと思い、履修することを決めました。また、もともと体を動かすのが好きな自分にとって、スポーツ実習の単位を取得できるという点も魅力でした。

授業は4日間を通して班で行動し、各班でそれぞれ練習してその成果を班対抗の試合で実践するといった構成でした。初日は班員ともTAさんとも初対面で、お互いに遠慮がありましたが、サッカーやテニス、ソフトボールなどの練習を通して距離を縮めていきました。2日目に行った班対抗のキックベース大会では、班で練習を重ね、他の班へのライバル意識を共有することで、班の中での雰囲気が良くなっていきましたが、試合ではなかなか勝つことができず、かなり悔しい思いもしました。3日目は班対抗でドッジボールとソフトボール大会。2日目の雪辱を果たそうとみんな必死で作戦を考えて、練習に臨みました。その結果、ソフトボールでは優勝することができました。優勝したとき、班員と協力して勝ち取った喜び、感動は授業前に自分が思っていた「野外スポーツ02」への魅力とは比べ物にならないくらい大きいものでした。スポーツが昔から好きな自分にとって、その喜びは懐かしく、改めていいものだなと感じました。

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スポーツ以外でも、海での活動や、BBQなどの楽しみもあり、そこではほかの班員やTAさん、「野外スポーツ02」の担当教員の葛西先生とも話すことができて、貴重な経験となりました。葛西先生やTAさんの方々は4日間を通してどうしたらこの「野外スポーツ02」がいいものになるかを一生懸命考えてくださり、快適に過ごすために宿舎の方と相談してくださったり、暑い中活動している自分たちに差し入れを持ってきてくださったりしました。また、他学部の先輩方とお話しする機会もあり、就活の話などの自分が今までたったことのない視点からの意見も聞くことができました。そこで作ることができた新たなコミュニティは授業が終わった後も続いており、今でも4日間を一緒に過ごした人たちと連絡を取り合っています。

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初対面とかかわるのが苦手な人でも、体を動かすのが得意でなくても、この授業では全然問題ありません。スポーツを通して人と関わる。この「野外スポーツ02」は、ただ充実した4日間を過ごすだけではなく、それ以上の非常に貴重な経験を得ることができます。
私はこの「野外スポーツ02」で多くの人と新たに交流をすることができたおかげで、人と関わることの大切さを改めて知りました。それ以降自分から、学科やサークル、アルバイトなどの同期や先輩といった全く異なった生活を送っている様々な人と積極的に交流をするようになりました。その交流がきっかけとなり、将来のことを深く考えたり、さらなる新たなコミュニティをつくったりしています。このように、自分の成長が感じられる日々が送れるようになったのも、「野外スポーツ02」を受講したからだと実感しております。

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(前から2列目の一番左が筆者です。)

加藤  弘基 先進理工学部 2年 ※執筆当時
(2016年度 夏シーズン「野外スポーツ02」 担当教員:葛西 順一)

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