早稲田大学ならではの授業をとりたいと思っていたとき、この授業の存在を知りました。はじめは楽しそうなのでやってみようという軽い気持ちで友達と一緒にとっていたのですが、回数を重ねていくと次第にラグビーの面白さに引き込まれていきました。
最初はパスの仕方から教えてもらいました。この授業の最大の魅力は、現役ラグビー部員の方々から直々に指導をしてもらえることだと思います。ボールの持ち方、投げる時のコツなどとてもわかりやすく、どんどん上達することができました。
雨の日は、ラグビー部のクラブハウスを案内してもらったり、トレーニングルームで軽くトレーニングをします。普段は見られないところを見ることができ、ただラグビーをするだけでないこの授業は、私が早稲田ラグビーのファンとなるきっかけとなりました。
一番印象に残っているのは、ラインアウトの持ち上げるプレーを実際に部員の方にやってもらったことです。筋肉質なラグビー部員2人に高く持ち上げられた瞬間の感動は言葉にできません。
ラグビーというと、接触が激しくて危ない、女の子にはできないのではないか、といったイメージもあるかもしれませんが、この授業では宝田先生をはじめTAである部員の方々が本当に優しく丁寧に教えてくれます。月曜日の1限という時間でしたが、毎週のこの時間は私の楽しみとなり、実際に試合を観に行くほどラグビーが好きになりました。ラグビーに少しでも興味のある人はぜひこの授業をとってみてはいかがでしょうか。
柴崎 美穂/スポーツ科学部2年 ※執筆当時
(2014年度「ラグビー 基礎」 担当教員 宝田 雄大)