全学共通副専攻「演劇・舞台芸術」公開講座+全体活動
リーディング上演『年に一度のあの日』+ラウンドテーブル「オーストラリア演劇と戦争の記憶―The One Day of the Year の描くANZAC 神話」
戦後70周年の今年、日本では戦争の記憶とどう向き合うのかを問う、様々な表現や議論がみられました。しかし時には、異なる文化の文脈からも、戦争の記憶について考えてみる必要があるでしょう。オーストラリアの古典的名作戯曲『年に一度のあの日』の日本語版初上演を観劇し、演劇を通して、戦争と私たちについて考えてみましょう。
『年に一度のあの日』―アラン・シーモア作。第二次大戦の戦傷者であるアルフは、社会に居場所がなく、唯一の楽しみは年に一度の「アンザック・デー」の日、戦友たちと街を行進し浮かれ騒ぐことだけ。そんな父の姿を嫌悪する大学生の息子ヒューイは、大学新聞に、帰還兵士たちの醜態を批判する記事を載せ、父と対決する・・・。
日時 | ①2015年11月20日(金)19:00-20:30 プレビュー公演 ②2015年11月21日(土)11:00-12:30 プレビュー公演 ③2015年11月21日(土)13:00-18:00 本公演+ラウンドテーブル |
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会場 | ①8号館312教室 ②26号館(大隈記念タワー)地下多目的講義室 ③26号館(大隈記念タワー)地下多目的講義室 |
テーマ | 戦争の記憶と演劇 |
内容 | ・戯曲のリーディング上演 ・作品の背景についての講義 ・制作・出演者、観客を交えたラウンドテーブル |
使用言語 | 日本語 |
講師 | 平戸麻衣(演出)、和田喜夫(監修)、高橋清彦、松川晃子、土井通肇ほか(出演)、渡辺幸典(相模女子大学) |
担当教員 | 秋葉 裕一/澤田 敬司/平林 宣和/八木 斉子/吉田 裕 |
対象 | 学生・教職員・一般 ※入場無料・事前申込不要。直接会場へ。 |
主催 | 早稲田大学グローバルエデュケーションセンター |
共催 | オーストラリア学会 早稲田大学総合研究機構オーストラリア研究所 |
問い合わせ先
早稲田大学 グローバルエデュケーションセンター
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