全学共通副専攻「社会貢献とボランティア/演劇・舞台芸術」全体活動・公開講座「演じることで他者理解を深め、社会貢献を考えるワークショップ ~観客参加型討論劇への招待~ 」
ボランティアや社会貢献をしている/したい学生が直面する悩み。
それは「私達は本当に誰かの役に立っているのか?」ということです。
よく考えてみれば、これは全ての「支援者」が抱える共通の悩み。……もしかしたら、「支援者」に限らず、誰かのために何かをする全ての仕事・活動に言えることかもしれません。
机上の空論ではなく相手の立場に立って感じ、考え、行動するには……?
私達は他者を「演じる」ことの中に、そのヒントを見つけてきました。
受講生は高齢化した団地、障碍者支援の現場、困難を抱える若者の居場所、国際協力/ビジネスなどをフィールドに、現場で出会った人々を自分が演じることで、「分かっているつもりで分かっていなかった」ことに気づき、試行錯誤を重ねてきました。
今回の公開授業で行うのは「討論劇」*
学生が再現する「課題を抱えた社会的状況」を目撃した観客も、自分の意見を「述べる」のではなく「行動する=劇中に乗り込んでいく」ことで現実を変えていこうとする手法です。
この企画は、副専攻コア科目「社会貢献のためのクリエティブな発想と実践」の公開授業でもあります。副専攻指定科目の全履修生はもちろんのこと、ひろく学内外の皆さんの参加を歓迎します。
*「討論劇」とはブラジルの演出家・活動家のアウグスト・ボアールが考案した手法です。
日時 | 2014年7月11日 および 18日(金)13:00~14:30(開場12:45) |
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内容 | 受講生による演劇・シーンの公開 + 観客参加型討論劇(見学のみも可) |
担当教員 | 石野由香里 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター助教 |
シラバス | 2014年度 Webシラバス 「社会貢献のためのクリエティブな発想と実践」 |
副専攻 | 「社会貢献とボランティア」/「演劇・舞台芸術」 |
会場 | 早稲田キャンパス25号館ガーデンホール(大隈ガーデンハウス1階) |
対象 | 学生・教職員・一般 ※入場無料・事前申込不要。直接会場へ。 |
主催 | 早稲田大学グローバルエデュケーションセンター |
共催 | 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター |
問い合わせ先
早稲田大学 グローバルエデュケーションセンター
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