Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

ことばの科学研究所【第Ⅱ期】
Language and Speech Science Research Laboratories

【終了】2008~2013年度
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研究テーマ

第二言語音声コーパス作成と言語習得特性の分析・モデル化・応用

研究報告

※ことばの科学研究所
2013年10月01日〜2018年09月30日までの活動に関してはこちら
http://www.kikou.waseda.ac.jp/WSD322_open.php?KenkyujoId=7R&kbn=0&KikoId=01
※ことばの科学研究所
2003年10月01日〜2008年09月30日までの活動に関してはこちら
http://www.kikou.waseda.ac.jp/WSD322_open.php?KenkyujoId=K7&kbn=0&KikoId=01

2012年度
研究報告引き続き、第二言語習得に関する音声科学、言語教育、聴覚心理、情報処理等に渡る分野横断的な共同研究を進めた。アジア圏の諸国の研究者と共に、AESOP(Asian English Speech cOrpus Project)研究コンソーシアムの活動を進めた。今年度は、集まり始めた学習者AESOP音声コーパスの共同利用に向けた第一歩として、メンバーから中国人学習者ならびにタイ人の英語音声コーパスの提供を受け、研究を開始することができた。次年度の国際会議での発表を目指し、母語による差異を調べる研究が進んでいる。現在の研究状況について意見交換を行うため、12月にマカオで開催された、国際会議O-COCOSDA開催に合わせ、AESOP2012国際ワークショップを開催した。例年同様、約10カ国のアジア圏の国々から約30名の研究者が参加し、現状の報告に加え、集まり始めた音声コーパスの管理方法、メンバーの規約に関する提案を行い諮問委員会メンバーの合意を得た。10月は今年も、研究所主催の研究会も早稲田で開催し、メンバーの先生方や研究室の学生を中心とした研究発表を行い、学内外の研究者との研究情報の交換を行なった。また、昨年同様、音声情報処理関連を中心とした学生達の卒論、修論の発表会の場を、当研究所メンバーの研究情報交換の場として用いるため、f2013年1月に学内での研究発表会として共同開催した。

2011年度
研究報告第二言語習得に関する音声科学、言語教育、聴覚心理、情報処理等に渡る分野横断的な共同研究を進めた。アジア圏の諸国の研究者の協力を得て主催している、AESOP(Asian English Speech cOrpus Project)研究コンソーシアムの活動を中心として、共同研究に用いるアジア人学習者の英語音声コーパスを共同作成し、研究協力を進めた。研究成果は、INTERSPEECH2011、SLaTE2011といった国際会議で発表し、AESOPメンバーのアジア諸国のみならず、世界への情報発信を行い、反応を得た。早稲田内では引き続き日本人を中心とする学生の学習者英語音声収集を続けた。10月には、アジア圏の音声言語コーパス利用を狙いとした国際会議O-COCOSDA開催に合わせ、台湾・新竹で、AESOP2011国際ワークショップを開催し、約10カ国のアジア圏の国々から約30名強の研究者が参加し、現状の報告、今後の音声コーパスの収集、共同研究について話し合いを持った。会議では、開始したAESOPの研究活動商会のためのホームページ作成、収集した音声コーパスの取り扱い等について、今後の研究協力について話し合った。10月は今年も、定例となった研究会も早稲田で開催し、メンバーの先生方や研究室の学生を中心とした14件の研究発表を行い、学内外の研究者との研究情報の交換を行なった。また、これまで音声情報処理関連を中心とした学生達の卒論、修論の発表会の場を、当研究所メンバーの研究情報交換の場として用いるため、f2012年1月に学内での研究発表会として共同開催した。
2010年度
研究報告第二言語習得に関する研究に重点を置き、台湾、中国、タイ、日本をはじめとしたアジア圏の諸国の研究者と共に、音声科学、言語教育、聴覚心理、情報処理等に渡る分野横断的な研究を進めた。共同研究に用いる音声コーパスとして、一昨年度設立したAESOP(Asian English Speech cOrpus Project)研究コンソーシアムのメンバーと決定した学習者英語音声の共同収集を開始した。早稲田内では学生の音声を中心に約100名の学習者音声を収集した。10月には、アジア圏の音声言語コーパス利用を狙いとした国際会議O-COCOSDA開催に合わせ、ネパール・カトマンズで、AESOP2010国際ワークショップを開催し、アジア圏の国々(日本、台湾、中国、タイ、韓国、ネパール、インド、インドネシア)から約30名の研究者が参加し、現状の報告、今後の音声コーパスの収集、共同研究について話し合いを持った。会議では、開催地ネパールの英語教育の現状も紹介され、今後の研究協力について話し合った。10月はまた、定例となった研究会も早稲田で開催し、メンバーの先生方や研究室の学生を中心とした14件の研究発表を行い、学内外の研究者との研究情報の交換を行なった。
2009年度
研究報告北京大学(漢語語言学研究中心)との共同プロジェクト(砂岡先生主管)である、中国語動詞補語用法オンライン辞書(http://www.f.waseda.jp/ksunaoka/corpus/index.html)の研究成果公開を開始した(7月)。また、第二言語習得に関する共同研究を進め、昨年度設立したAESOP(Asian English Speech cOrpus Project)研究コンソーシアムの国外メンバー(台湾、香港、タイ)と研究打ち合わせを続け、音声学的見地から共同収集する学習者英語コーパスの内容についての詰めを行なった。8月には北京大学で、AESOP2009国際ワークショップを開催し、アジア圏の10ヵ国(日本、台湾、中国、タイ、韓国、モンゴル、ベトナム、インド、インドネシア、フィリピン)、30余名の研究者が参加し、現状の報告、今後の音声コーパスの収集、共同研究について話し合いを持った。日本側での学習者英語音声を収集してゆくための組織作りも開始し、学外の関係者にも協力の打診を開始した。さらに、10月には研究会を開催し、学生を交え、研究情報の交換を行なった。
2008年度
研究報告「ことばの科学」に関わる異分野間の研究交流を進めると共に、第二言語習得に関する共同研究を進めた。本年度は第一期プロジェクトの最終年度であり、月例の言語学勉強会に加え、第二回言葉の科学国際ワークショップ(The 2nd International Workshop on Language and Speech Science)を、9月4日、5日に早稲田大学国際会議場で開催した。本ワークショップには、約90名の国内外の研究者、学生が参加し、Phonetics in L2 English、Spoken Language Processing、Automatic Assessment of L2 English、Japanese Timing and L2、English Timing and L2、L2 (Chinese)、L2-Educationの研究トピックスに渡って計29件の発表がなされた。諸外国、特にアジア圏の音声言語研究者達との研究交流に加え、9月6日にはAESOP(Asian English Speech cOrpus Project)研究コンソーシアムを設立して、アジア英語音声データの共同収集・利用に関する共同研究が正式にスタートした。

所長

匂坂 芳典[さぎさか よしのり](理工学術院教授)

メンバー

研究所員
匂坂 芳典(理工学術院教授)
室井 禎之(政治経済学術院教授)
砂岡 和子(政治経済学術院教授)
小林 哲則(理工学術院教授)
森 康晃(理工学術院教授)
近藤 眞理子(国際学術院教授)
中野 美知子(教育・総合科学学術院教授)
原田 哲男(教育・総合科学学術院教授)
誉田 雅彰(スポーツ科学学術院教授)
戸田 貴子(国際学術院教授)
菊池 英明(人間科学学術院教授)
北原 真冬(法学学術院教授)
生駒 美喜(政治経済学術院教授)
ドゥテ シルヴァン マッチュウ ジュリアン(国際学術院准教授)
ルパージュ イヴ(理工学術院教授)

招聘研究員
比企 静雄(早稲田大学名誉教授)

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