現代教育実践研究所【第Ⅰ期】
Institute for Contemporary Education Practice
【終了】2010~2015年度
研究テーマ
現代の児童生徒の実態に即した授業・生徒指導・学級経営のあり方の開発的研究
分野:教育
研究概要
【研究の趣旨】
児童生徒同士の対人関係形成が難しくなったといわれている現代の学校現場において、授業・生徒指導・学級経営のあり方について、その実態調査を行うとともに、実態に即した効果的な展開方法について探求する。
【研究課題(○は例示)】
1.小・中・高等学校における児童生徒の実態と一斉授業の展開方法の研究
○個別指導と一斉指導の統合のあり方
○学力の定着度に応じた授業展開のあり方
○特別支援が必要な児童生徒も含めた一斉授業のあり方
○学級集団の状態に応じた授業展開のあり方
2.小・中・高等学校における児童生徒の実態と生徒指導の展開方法の研究
○生徒指導における一次対応・二次対応・三次対応のバランスのあり方
○対人関係形成力を育成するソーシャルスキルトレーニングの応用の仕方
○発達課題に応じた開発的対応のあり方
3.小・中・高等学校における児童生徒の実態と生徒指導の展開方法の研究
○今日的な学級集団づくりのあり方
○発達課題に応じた学級活動のあり方
○教師のリーダーシップ行動のあり方
4.その他、研究趣旨に合致した事項の研究
研究報告
【2011年度】
現代教育実践研究所は、首都圏、東北地方、信越地方、東海地方の学校調査を行い、各学校の学級集団の状態と、学力の定着度、不登校の発生率、特別支援が必要な児童生徒の学級適応との関係について研究を行った。さらに、今年度は緊急に東日本大震災の発生を受け、被災地の学校を中心に、児童生徒のメンタルヘルスの調査も合わせて行った。その成果の一部は、次のような発表が行われた。
(1)日本学級経営心理学会第1回総会 2011年3月4日
「学級経営・学級集団づくりは新たな展開へ」
参加所員:河村茂雄
(2)日本カウンセリング学会大会準備委員会企画シンポジウム 2011年9月18日
シンポジウム「学校づくりを支える学校規模の援助活動」
参加所員:河村茂雄
(3)日本カウンセリング学会公開シンポジウム 2011年11月20日
シンポジウム「危機にこそ再考したい通常の学校経営・学級経営」
参加所員:河村茂雄
【2010年度】
現代教育実践研究所は、首都圏、東北地方、信越地方、東海地方の学校調査を行い、各学校の学級集団の状態と、学力の定着度、不登校の発生率、特別支援が必要な児童生徒の学級適応との関係について研究を行い、その成果の一部は、次のような発表が行われた。
(1)日本教育心理学会第52回総会 2010年8月28、29日
シンポジウム「児童期・思春期のキャリア教育の進め方」
参加所員:本田恵子
シンポジウム「教育実践を充実させる学級経営」
参加所員:河村茂雄
(2)日本教育カウンセリング学会第8回研究発表大会 2010年10月30日
シンポジウム「学級の再構築」
参加所員:河村茂雄
(3)日本カウンセリング学会公開シンポジウム 2011年1月23日
基調講演「日本型学級集団の育成はなぜ難しくなったのか」
参加所員:河村茂雄
シンポジウム「現状に風穴をあける教育現場の挑戦〜グループ
アプローチの視点から問題解決のヒントを探る〜」
参加所員:河村茂雄
所長
河村 茂雄[かわむら しげお](総合科学学術院教授)
メンバー
【研究所員】
河村 茂雄(教育・総合科学学術院教授)
椎名 乾平(教育・総合科学学術院教授)
本田 恵子(教育・総合科学学術院教授)
堀 正士(教育・総合科学学術院教授)
【招聘研究員】
武蔵 由佳(盛岡大学文学部児童教育学科助教)
連絡先
教育・総合科学学術院 河村 茂雄研究室
E-mail:[email protected]