Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

臨床教育科学研究所【第Ⅱ期】
Clinical Education and Science Institute

【終了】2009~2014年度
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研究テーマ

(1)高等教育における授業法及びモチベーションの研究
(2)Contemporary Enlightenment and Positive Effect of IOC Pedagogy
(3)Quality Assurance and Student Learning Outocome in Higher Education
(4)Motivating Technique for College Students in Liberal Studies

分野:教育

研究概要

グローバリゼーションが進む中で、日本の教育環境の劣化・混迷を危惧する声が多い。勿論、日本だけでなく、アメリカや欧州でも教育改革を求める声が再び高まっている。しかしながら、各国ともこれといった打開策が現われていないのが現状である。その中でも最も深刻なのが日本であろう。
こうした状況の中で、新しい教育システムづくりに積極的に取り組んでいる早稲田大学が中心となり、「臨床教育科学研究所」を設置し、教育問題や人間力の教育に関する方法論や現場の臨床的な結果などの研究成果の発信基地となっている。そのために、引き続き、新しいプロジェクトが旧研究所と同じ名称でスタートするので本学としては非常にふさわしいと考えている。
「臨床教育科学研究所」の主要な研究成果としては、「IOC教授法、Interactive Operation Control」がある。またこの他にも、これまで「心に火をつける教育法」を提案し、15年以上の実践経験を通じて、桐蔭横浜大学や早稲田大学においても肯定的な成果を実証してきた。こうした研究成果は日本をはじめ、中国やインドネシアなどのマスメディアに広く取り上げられるなど、高い評価を得ている。そして日本ではいくつかの高等教育機関や企業等から本教育法に高い評価が与えられている。また実際に採用された例もある。あるいは採用されなくても、従来の教育方法への参考とされている。今話題になっている日経ビジネス・オンラインの「本気がつくるやる気人間」で紹介されている。(http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20080708/164799/)
このような研究成果を踏まえた上で、更なる発展的な成果を目指し、引き続き新たな研究所を設置することとした。この研究所では日本国内にとどまらず、海外、特にアジア諸国の教育・研究機関と連携を図りたい。こうした活動がひいては、日本及びアジア諸国等の教育環境を改善していくことに繋がると確信している。
新たに設置する研究所の目指すところは早稲田大学の建学の精神にも合致しており、将来的なアジアの共生条件を整えていくことにつながると考える。

所長

スタント・カワン[すたんと かわん](国際学術院教授)

メンバー

【顧問】
江夏 健一(早稲田大学名誉教授)

【研究所員】
スタント カワン(国際学術院教授)
平山 廉(国際学術院教授)
楊 立明(国際学術院教授)
宮崎 里司(国際学術院教授)
樋口 清秀(国際学術院教授)

連絡先

国際学術院 スタント・カワン研究室

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