Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

ベトナム総合研究所【第Ⅰ期】
Waseda University Vietnam Reserch Institute

【終了】2004~2009年度
過去の研究所活動はこちら

研究テーマ

ベトナムの経済発展、人材育成と日越関係に関する諸問題への取り組み

研究概要

早稲田大学ベトナム総合研究所は、ベトナムの経済発展、人材育成と日越関係に関する諸問題に取り組んでいく。激動するアジア地域の中に位置づけられるベトナムの現段階の課題は何か、今後どのような発展戦略が必要であるか、持続的発展を支えていく人材をどのように養成するか、日本とベトナムの政府間協力、日本企業の対ベトナム直接投資、技術移転が効果的になるために望ましいあり方は何か。これらの点を総合的に研究し、政策提言を行うと共に、幅広く関係方面に情報を発信する。

研究報告

※ベトナム総合研究所
2009年10月01日〜2014年09月30日までの活動に関してはこちら
http://www.kikou.waseda.ac.jp/WSD322_open.php?KenkyujoId=2S&kbn=0&KikoId=01

2008年度
研究報告 早稲田大学ベトナム総合研究所は2004年10月に設立され2005年度から実質的な活動を開始した。2008年度末現在の研究メンバーは16名である。
 2008年度は、定例活動として3ヶ月に1回開催の総会を開き、重要な審議・報告事項の検討のほか毎回構成員及び招聘講師より研究報告が行われた。 2008年度のテーマは「最近のベトナム・インドシナ情勢と日越関係」、「ベトナムの医療事情について」、「WTO加盟に伴うベトナムの農政改革」であった。
 2008年8月2日には、ハノイにて行われたVAPEC(ベトナム・アジア太平洋経済センター)創立15周年シンポジウムに招待され、研究員による講演を行った。講演テーマは、”New Political Economic Order of East Asia and Implications for Future of Sino-Vietnam Economic Relation”、”Implications of Export-Oriented Strategies of East Asia for Vietnam”であった。
 また、2007年度に行ったシンポジウムの報告書である『WTO加盟後のベトナム経済と東アジアの分業 報告書』を作成し関係機関に配布した。
2007年度
研究報告 早稲田大学ベトナム総合研究所は2004年10月に設立され2005年度から実質的な活動を開始した。2007年度末現在の研究メンバーは15名である。
 2007年度も定例の活動は3ヶ月に1回開催の総会である。ここでは重要な審議・報告事項の検討のほか毎回構成員より研究報告が行われた。2007年度のテーマは「ベトナム経済の長期ビジョン」、「ベトナムの証券市場の現況と今後の見通し」、「日本の対ベトナムODAについて」、「日越EPA交渉について」であった。
 2007年11月10日には、これまでの研究発表の場として、早稲田大学大隈講堂で「WTO加盟後のベトナム経済と東アジアの分業」と題するシンポジウムを行った。シンポジウムには、前ベトナム商業大臣チュオン・ディン・トゥエン氏を招聘し基調講演をしていただくとともに、研究員による報告、パネルディスカッションを行った。
 また、2007年11月にこれまでの研究所としての研究をまとめて、トラン・ヴァン・トウ、松本邦愛編『中国−ASEANのFTAと東アジア経済』(文眞堂)を出版した。
 今後も早稲田大学ベトナム総合研究所は学内外にとらわれず、また海外研究者とも積極的に連携して、充実した研究成果を挙げるべく積極的に活動を行ってゆく。
2006年度
研究報告 早稲田大学ベトナム総合研究所は2004年10月に設立され2005年度から実質的な活動を開始した。 2006年度末現在の研究メンバーは17名である。
 2006年度も定例の活動は3ヶ月に1回開催の総会である。ここでは重要な審議・報告事項の検討のほか毎回構成員より研究報告が行われた。昨年度のテーマは「日越経済関係の課題と展望」、「メコン川流域開発とベトナム」、「メコン川流域開発と雲南省」、「ミャンマー経済と中国の戦略」であった。
 なお、研究活動を活発化するため、また研究費の確保のため、ベトナム総研メンバー3人が民間研究財団に研究助成を申請したが、幸い、日本証券奨学財団から「中国・ASEANの自由貿易協定(FTA)とベトナム:日本の役割とは何か」という研究課題で助成(150万円)を受けた。
 2006年度は出版も視野に入れた研究成果のまとめを行うための準備が中心となり、論文検討会が 3ヶ月に1回行われた。ベトナムその他ASEAN主要構成国の中国との交易を中心とした分析及び見通しに関する論文が2007年初でほぼ完了している。
 今後も早稲田大学ベトナム総合研究所は学内外にとらわれず、また海外研究者とも積極的に連携して、充実した研究成果を挙げるべく積極的に活動を行ってゆく。
2005年度
研究報告 早稲田大学ベトナム総合研究所の2005年の活動は、所長を主任 研究者とする文部科学省科学研究費補助金「ASEANと中国のFTA:東アジア経済への影響」研究会との合同研究を進め、統計データの分析を通じて、東アジア内の貿易状況の把握を行い、FTA締結後のベトナムを初めとする新規ASEAN加盟国への影響を考察した。研究結果は、所長および研究員により以下の論文にまとめられ発表された。
 ・トラン・ヴァン・トウ(2006)「ASEAN・中国のFTA:ベトナムの挑戦」、『桜美林大学 産業研究所年報』第24号
・松本邦愛(2005)「中国―ASEAN自由貿易協定と雲南省」、『世界経済評論』Vol.49、No.6
 ・トラン・ヴァン・トウ(2006)「ASEAN―中国のFTA:その意味とインパクトの考察」『東北学院大学東北産業経済研究所紀要』第25号
 また、9月にはベトナム太平洋研究センター・ダナン事務所(VAPEC-Danang)創立10周年記念シンポジウム「メコン川流域開発と日本協力」(国際交流基金アジアセンター申請中)にベトナム総合研究所として参加し、これまでの研究成果の報告を行った。
 さらに12月には、ベトナム総合研究所として早稲田大学15号館において、「中国とASEANのFTA−ベトナム、タイ、マレーシアを中心に−」のタイトルでシンポジウムを行い、学内外からの多くの参加者を招いて活発な議論を行った。
2004年度
研究報告 早稲田大学ベトナム総合研究所は、早稲田大学社会科学部トラン・ヴァン・トウ教授を所長とし、早稲田大学教授はじめとする東南アジア研究者ならびにベトナム関係者をメンバーとして2004年11月に設立されたプロジェクト研究所である。新しく誕生したばかりではあるが、2004年度においては所長を主任研究者とする文部科学省科学研究費補助金「ASEANと中国のFTA:東アジア経済への影響」研究会との合同研究により、東アジア内の貿易状況の把握を行うとともに、FTA締結後にベトナムを初めとする新規ASEAN加盟国がどのような影響を被るかについて研究を進めた。
 また、2005年度以降の活動計画として以下の事項が検討された。
・ベトナム太平洋研究センター・ダナン事務所(VAPEC-Danang)創立10周年記念シンポジウム「メコン川流域開発と日本協力」(国際交流基金アジアセンター申請中)が開催されるのに沿って、ベトナム総合研究所として参加し、これまでの研究成果の報告を行う。
・ベトナム中部のホイアン市においてホイアン大学設立構想が進められている。ベトナム総合研究所として、この新規大学設立に関して有効な提言を行う。

所長

トラン・ヴァン・トゥ[とらん・ゔぁん・とぅ](社会科学総合学術院教授)

メンバー

研究員
トラン ヴァン トゥ(社会科学総合学術院教授)

研究所員
トラン ヴァン トゥ(社会科学総合学術院教授)

研究員
太田 正孝(商学学術院教授)

研究所員
太田 正孝(商学学術院教授)

研究員
白石 昌也(国際学術院教授)

研究所員
白石 昌也(国際学術院教授)

研究員
内田 勝一(国際学術院教授)

研究所員
内田 勝一(国際学術院教授)

客員研究員
山田 康博(ジェトロ総務部長)
松本 邦愛(東邦大学医学部助教)
DO MANH HONG(桜美林大学産業研究所客員研究員)
保倉 裕(?アールケー・エキセル代表取締役社長)
西 晃(?沖電気カスタマアドテック サービス技術本部担当部長)
荒川 研(Uni mart取締役会長)
江橋 正彦(明治学院大学国際学部教授)
福田 忠弘(鹿児島県立短期大学商経学科准教授)
大場 由幸(クロスボーダー・ジャパン(株)代表取締役社長)
木下 俊彦(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科客員教授(非常勤扱い))
関根 栄一(株式会社野村資本市場研究所研究部主任研究員)

連絡先

早稲田大学社会科学部 トラン ヴァン トゥ 研究室
10階1022号室

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/cro/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる