Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

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アジアIT戦略研究所【活動終了】
Institute for Asia IT Strategy

【終了】2005~2009年度
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研究テーマ

アジアにおける情報技術の戦略的研究と社会・教育分野への応用

研究概要

現在早稲田大学では、アジアを中心とした国際化の展開として、アジア各国の大学との提携、共同研究、共同ゼミといった試みが急激に増加してきている。デジタル・キャンパス・コンソーシアム(DCC)においては、アジア太平洋地域を中心とした大学間の授業・研究・学生・研究者すべてにわたる大学間相互交流コンソーシアム「サイバーユニバーシティコンソーシアム(CUC)」の設立・運営を目指し、グローバルな「教育研究のオープン化」、企業との連携を強化した「コーポレートユニバーシティ」の実現に向けた活動を展開しており、これらの取り組みと共同で行う研究は、今後の早稲田大学の政策に大きく寄与できるものである。
【参考】DCCについて
http://www.waseda.jp/dcc/

以上のような観点から、本研究所では教育分野やひいては国際化の分野に貢献するために、シンガポールを始めとするアジアの情報技術を戦略的に研究する。

研究報告

2009年度
研究報告・パナソニックシステムソリューションズ株式会社寄附講座(前期
「シンガポールのITと社会」、後期「アジアのITと社会」)を
メディアネットワークセンターに設置し、シンガポールを中心とし
たアジア地域の情報技術についての教育・研究を行った。
・シンガポール日本人会、国際情報化協力センター(CICC)、早稲田渋谷シンガポール校などの関係者によるシンガポールからのオン
ライン講義や、外部講師による講演などを通して、アジアの様々な
分野についての最新情報・動向を得ることができた。
・夏季休業期間中には、研究員が受講生とともにシンガポール現地調査を行った。大学やIT関連企業、現地日本法人、経済開発庁などの官公庁等を訪問し、シンガポールの歴史、教育、社会情勢、産業動向、IT活用状況、政府の戦略等を調査した。教育機関への訪問では、シンガポール国立大学の学生と英語での交流を行い、文化や生活、慣習などさまざまなテーマのディスカッションを行うことができ、参加学生には非常に有意義な交流を実施することができた。
・春季休業期間中には、研究員が受講生とともに中国(上海・蘇州)
現地調査を行った。情報関連企業、日系企業、蘇州工業園区管理委員会、復旦大学などを訪問し、最新の情報を得ることができた。
2008年度
研究報告・2007年度までメディアネットワークセンターに設置されていた「シ
 ンガポールのITと社会(パナソニックSSマーケティング株式会社
 寄附講座)」から継続する形で、アジアに焦点をあてた「アジアの
 ITと社会(パナソニックシステムソリューションズ株式会社寄附
 講座)」を設置し、引き続きシンガポールを中心としたアジア地域
 の情報技術についての講義ならびに研究を行った。
・2007年度に出版した「シンガポールのITと社会から日本を見る」
 の改訂版「アジアのITと社会から日本を見る」を発刊した(編著:
 田辺孝二、小紫正樹)。
・シンガポール日本人会、JETROシンガポールセンター、国際情報
 化協力センター(CICC)、早稲田渋谷シンガポール校などの関係
 者によるシンガポールからのオンライン講義や、外部講師として
 の講演などを通して、アジアの様々な分野についての最新情報・
 動向を得ることができた。
・夏季休業期間中には、研究員が受講生とともにシンガポール現地
 調査を行った。大学やIT関連企業、現地日本法人、経済開発庁
 などの官公庁等を訪問し、シンガポールの歴史、教育、社会情
 勢、産業動向、IT活用状況、政府の戦略等を調査した。教育機関
 への訪問では、シンガポール国立大学の学生と英語での交流を
 行い、文化や生活、慣習などさまざまなテーマのディスカッション
 を行うことができ、参加学生には非常に有意義な交流を実施する
 ことができた。
・2009年度より前期に「シンガポールのITと社会」を、後期に「アジ
 アのITと社会」を設置し、研究・教育を進める予定である。
2007年度
研究報告 2007年度の活動実績は以下のとおりである。

・メディアネットワークセンターに「シンガポールのITと社会(パナソニ
 ックSSマーケティング株式会社寄附講座)」を継続して設置し、引
 き続きシンガポールを中心としたアジアの情報技術についての講
 義ならびに研究を行った。
・2001年度から2007年度までの講義および研究の成果を、田辺孝
 二、小紫正樹編著による「シンガポールのITと社会から日本を見
 る」にまとめ、出版した。
・シンガポール日本人会事務局長、財団法人国際情報化協力セン
 ター(CICC)シンガポール事務所長、早稲田渋谷シンガポール校
 職員、シンガポール情報通信開発庁(IDA)技術統括官、富士通ア
 ジアディレクターによるシンガポールからのオンライン講義を行い、
 シンガポールの様々な分野についての最新情報・動向を得ること
 ができた。
 アジア各国(中国、インド、ベトナム等)におけるIT産業の動向、日
 本や中国の電子商取引についての外部専門家による講演も行わ
 れた。
・夏季休業期間中には、研究員が受講生とともにシンガポール現地
 調査を行い、大学、小・中学校やIT関連企業、現地日本法人、経
 済開発庁などの官公庁等を訪問し、シンガポールの教育や産業
 動向、IT活用状況、政府の戦略等を調査した。
・2001年度から2007年度まで「シンガポール」を中心に講義・研究
 を行ってきたが、2008年度より「アジアのITと社会」に科目名も変
 更し、より範囲を拡大して研究を進める予定である。
2006年度
研究報告本研究所では、2005年度に引き続き、メディアネットワークセンターに「シンガポールのITと社会(松下電器産業株式会社寄附講座)」を設置し、シンガポールをはじめとしたアジアの情報技術についての講義ならびに研究を行った。
本講義では、シンガポールから専門家による遠隔授業も行い、シンガポールのITの最新情報を得ることができた。(講師:シンガポール経済開発庁(EDB)政策企画局長、シンガポール情報通信開発庁(IDA)技術統括官、シンガポール日本人会事務局長、財団法人国際情報化協力センター(CICC)シンガポール事務所長等)
とくに、IDAのDr. Tan Geok Leng氏からの遠隔講義では、2005年にシンガポール政府が策定した「iN2015(Inteligent Nation 2015)」の内容が紹介され、シンガポール政府がiN2015を強力に推進していることを理解することができた。
この他、アジア各国(中国、インド、ベトナム、タイ等)におけるIT利用やIT産業の動向について、外部講師による講演も行った。

また、夏季休業期間中には学生とともに研究員がシンガポール現地調査を行い、IT関連企業や官公庁、教育機関、法律事務所等を訪問し、シンガポールのIT利用の状況や戦略を調査した。教育機関への訪問では、シンガポール国立大学の学生と英語での交流を行い、文化や生活、慣習などさまざまなテーマのディスカッションを行った。参加学生には非常に有意義な交流を実施することができた。
2005年度
研究報告アジアIT戦略研究所は、シンガポール情報技術(IT)戦略研究所の研究成果等を受け、シンガポールのみならずアジア全般の情報技術を戦略的に研究するために2005年4月に発足した。 2005年12月には、シンガポール情報技術(IT)戦略研究所の5年間の活動総括およびアジアIT戦略研究所の取り組みを社会に公表することを目的として以下の公開シンポジウムを開催し、 100名を超える参加があった。

■早稲田大学創立125周年記念公開シンポジウム
   〜「シンガポールのITに何を学ぶか」〜
■主催:早稲田大学アジアIT戦略研究所
■共催:財団法人 国際情報化協力センター(CICC)
   早稲田大学 メディアネットワークセンター(MNC)
   デジタルキャンパスコンソーシアム(DCC)
■後援:松下電器産業株式会社
■講演会内容:
・基調講演 「シンガポールの産業戦略」
シンガポール経済開発庁 政策企画局 Tan Choon Shian局長
(TV会議によりシンガポールから講演)
・講座総括(MNC設置科目「シンガポールのIT革命」
および「シンガポールのITと社会」の総括)
      「シンガポールの発展とIT」
        田辺孝二 アジアIT戦略研究所客員教授
      「アジアのIT動向」
        小紫正樹 メディアネットワークセンター非常勤講師
      「受講学生によるシンガポール現地調査」
      「アジア諸国のソフトウェアアウトソーシングと
           OSS(オープンソースソフトウェア)動向」
        浅井知子 アジアIT戦略研究所客員研究員

※講演内容は、当日の講演資料とともに以下のURLにて動画配信した。
http://www.wls.co.jp/aisl/singapore/

所長

浦田 秀次郎[うらた しゅうじろう](国際学術院教授)

メンバー

研究員
浦田 秀次郎(国際学術院教授)

研究所員
浦田 秀次郎(国際学術院教授)

研究員
有馬 哲夫(社会科学総合学術院教授)

研究所員
有馬 哲夫(社会科学総合学術院教授)

研究員
長谷川 信次(社会科学総合学術院教授)

研究所員
長谷川 信次(社会科学総合学術院教授)

研究員
土方 正夫(社会科学総合学術院教授)

研究所員
土方 正夫(社会科学総合学術院教授)

研究員
平野 雅章(商学学術院教授)

研究所員
平野 雅章(商学学術院教授)

研究員
瀧澤 武信(政治経済学術院教授)

研究所員
瀧澤 武信(政治経済学術院教授)

研究員
中野 美知子(教育・総合科学学術院教授)

研究所員
中野 美知子(教育・総合科学学術院教授)

研究員
高橋 敬隆(商学学術院教授)

研究所員
高橋 敬隆(商学学術院教授)

研究員
スタント カワン(国際学術院教授)

研究所員
スタント カワン(国際学術院教授)

客員教員(非常勤)・非常勤研究員
小紫 正樹(客員教授/(財)金属系材料研究開発センター専務理事)

客員研究員
松田 康之(ゼット?・岡山フードサービス?・C&Gファルマ?)
瀬山 正((有)ドリームネット代表取締役社長)
大北 葉子(東京医科歯科大学留学生センター准教授)
浅井 知子((財)国際情報化協力センター情報調査部主任研究員)
梅村 香織((財)国際情報化協力センター協力事業部主任兼国際情報化研究所・主任研究員)
田辺 孝二(東京工業大学教授)

連絡先

教務部情報企画課 アジアIT戦略研究所事務局

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