Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

イタリア研究所【第Ⅰ期】【活動終了】
Institute for Italian Studies

【終了】2002~2007年度
過去の研究所活動はこちら

研究テーマ

イタリア学術研究、文化交流

研究概要

本研究所は、日本・イタリア両国間での学術研究および国際交流を促進する ことを目的としている。とくに学術研究においては、人文・社会・自然科学を含む 各領域での個別研究及び多分野にまたがる学際的領域研究を推進し、そこでの研究 知見を広く社会に発信・公開すること、また、両国の学術機関及び研究者の連携体 制を強化し、研究活動の促進に要請される便宜を提供するとともに、各種の事業を 通じて両国間の異分野・多領域間での交流を活性化することを企図している。以上 の目的に基づき、本研究所では下記の諸事業を行う。
1. 日・伊両国間での産・官・学の連携と共同・受託・寄付研究の企画・推進。
2. 学術機関・研究者ネットワークの構築と人的交流。
3. 国際シンポジウム・研究会議、講演会等の開催および後援。
4. 研究(調査)レポート、出版物等の刊行。
5. 文化交流・友好関連事業の促進。
6. 留学に関する助言及び諮問。

研究報告

※イタリア研究所
2008年04月01日〜2009年05月31日までの活動に関してはこちら
http://www.kikou.waseda.ac.jp/WSD322_open.php?KenkyujoId=1C&kbn=0&KikoId=01

2007年度
研究報告本研究所では2007年度においても、各研究員および客員研究員による多数の著述活動ならびに日本・イタリア両国での講演活動が活発に行なわれた。また政府機関との連携により海外から研究者を招聘し、シンポジウム(日伊比較連続会議I《イタリアと日本の制度・構造改革の10年》)・学術講演会(ミラノ大学アブルッツェーゼ教授『変貌するイタリアン・ファッション』、パリ政治学院ラザール教授『伊ベルルスコーニ政権の検証』)を催したほか、日伊文化交流を促進する種々のイベントにも積極的に参加した。さらにイタリア言語・文化研究会(第94〜99回定例会)では、数多くの研究者の参加により、イタリアに関する様々な分野の研究報告・討論が行なわれ、相互の研究の深化・発展に大きく寄与した。
近年、早稲田大学ではイタリア語学習者の数が飛躍的に増加し、またイタリアの大学においても日本語学習者の数がますます増えている状況にも鑑みて、教育や留学生交換などの活動を推進してゆくことも視野に入れている。
今後も、これまでに築いてきた研究者同士のネットワークや関係諸機関との協力関係をさらに強化することによって、引き続き様々な学術活動を展開し、広く国際交流に貢献することを目標としている。
2006年度
研究報告2006年度本研究所においては各研究員ならびに客員研究員による多数の著作・論文活動、そして日本・イタリア両国における講演会が活発に行われた。
さらに、イタリア言語・文化研究会による定例シンポジウム(第89回〜第93回)は、大学や学問領域の垣根を越え、イタリアを研究する者同士が積極的に研究発表・情報交換を行うことによって、相互に知識を補完する絶好の場を提供し、研究の深化と異分野からの視点の導入を活性化した。
このイタリア言語・文化研究会には120名以上が在籍しており、継続的に報告を行っている。
また、年々イタリアにおいて日本への興味が増加していることを受け、シエナ外国人大学やナポリ大学を始めとする大学間ネットワークの強化を図り、交換留学協定の維持に努めた。
今後の活動としては、前年度に引き続いて政府組織や民間機関との提携による社会貢献の展開や、定期刊行物の発行、さらなる積極的な留学生の交換、などが予定されている。
2005年度
研究報告本研究所では,2005年度において定例研究会(第79回〜第86回イタリア言語文化研究会),国際フォーラム(於:ローマ大学),ビデオ会議システムによる国際フォーラム(於:シエナ外国人大学−早稲田大学)等の開催・後援,当研究員・客員研究員による国内・海外研究機関での講演会(招待を含む)・学会報告(30回以上),論文・著作活動など,「イタリア学」を構成する各専門学術領域での研究推進が積極的に展開された.また前年度に引き続き,イタリアの研究・教育機関や官民を含む国際交流機関・団体との関係構築にも努め,学術領域を中心とする研究ネットワークがさらに大きく拡大した.他方,研究教育活動および国際文化交流活動に必要な財政基盤の整備拡充を図っていくことが,今後の課題として残された.この点を踏まえて2006年度の当研究所の活動においては,定期雑誌の刊行,海外研修の企画,生涯教育機関での講座開設等を計画し,研究所が果たすべき社会貢献を積極的に展開していく予定であるが,その点で2005年度の活動はその基盤づくりの一環としての役割を果たした.
2004年度
研究報告2004年度の早稲田大学イタリア研究所では。研究活動を広く社会へと発信していくために、早稲田大学オープン教育センターにて当研究所連携講座として 、連続講座を開講・実施した。また、国際学術研究としてはシンポジウムを開催し、国内での研究活動としてはイタリア言語文化研究会による 定例報告会を随時継続的に実施した。またさらに、各研究員・客員研究員の個別活動においても研究業績の積極的な展開がみられた 。これら2004年度の研究活動の詳細については、こちらを参照されたい.

2005年度活動予定
2005年度の活動計画は、以下の項目において積極的に展開する予定である。
(1) 研究員・客員研究員による専門領域での研究活動の推進、ならびに研究員間での共同研究の展開.
(2) 国外・国内研究者による学術講演・シンポジウム等の開催.
(3) 国外研究機関との国際共同研究(継続・新規).
(4) 生涯教育講座等をつうじた社会貢献の推進.

所長

土屋 淳二[つちや じゅんじ](文学学術院教授)

メンバー

顧問
菅田 茂昭(早稲田大学名誉教授)

研究員
土屋 淳二(文学学術院教授)
小林 雅夫(文学学術院教授)
佐藤 滋(理工学術院教授)
眞柄 秀子(政治経済学術院教授)
酒井 紀幸(文学学術院教授)

客員研究員
小林 勝(東京音楽大学准教授)
西村 暢夫(株式会社文流代表取締役会長)
岩上 真珠(聖心女子大学文学部教授)
藤岡 寛己(明治大学文学部兼任講師)
亀崎 勝(早稲田大学文学学術院非常勤講師)
鈴木 マリア・アルフオンサ芳子(早稲田大学文学学術院非常勤講師)

連絡先

連絡先
早稲田大学戸山キャンパス
文学部第一研究棟1370号室(土屋研究室)
Email:[email protected]

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