循環型社会システム研究所【活動終了】
Institute for Recycling-based Social Systems
【終了】2001~2006年度
研究テーマ
循環型社会構築にむけた政策研究
研究概要
2000年夏に成立した一連の循環型社会構築に関連する法令に基づき、日本における循環型社会実現に向けて研究を進めます。 法令施行前の状況から分析し、政府と市場の役割分担を中心に、より円滑に法令を実施する条件を研究し、積極的に政策を提言します。
研究報告
2004年度
研究報告環境問題など、現代の社会生活をめぐる問題を解決していくためには地域での取組みが重要であり、そこで主体的に行動する「生活者市民」(消費者/NPO)、「企業市民」(事業者)、そして「公務員市民」(行政)の「3つの市民」における新しいパートナーシップのあり方が肝要となる。 具体的な環境問題を解決する手段として「経済的インセンティヴ機能」と「情報機能」を組成し、環境配慮活動における新しい価値交換の手段として「地域環境通貨LEMS(Local Ecological Monetary System)」を提唱し、3者のパートナーシップを創出する連環の役割を考究する。 LEMSは、国内における既存の地域通貨と同様に「生活者市民」を中心とした機能モデルを企図していますが、最大の相違点は環境配慮行動の活性を通じたコミュニティそのものの活性化を指向しており、より積極的に「企業市民」を循環の輪に組み込んでいくことを目指している。 また、LEMSの循環は「市民」の環境負荷の可視化を可能とすると考えられ、「情報機能」を生かした環境教育効果を検証していく。
所長
寄本 勝美[よりもと かつみ](政治経済学術院教授)
メンバー
研究員
寄本 勝美(政治経済学術院教授)
河合 素直(理工学術院教授)
縣 公一郎(政治経済学術院教授)
客員教員(非常勤)
足立 芳寛(客員教授/東京大学大学院工学系研究科客員教授)
客員研究員
吉田 賢一(?日本総合研究所副主任研究員)
橋本 英重(?セルフウィング取締役、コンテンツプロデューサー)
平田 教光(?レセプター代表取締役)
原田 義弘(?レセプター ウェブディレクター)
連絡先
早稲田大学政治経済学部
寄本勝美研究室
Email: [email protected]