Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

近世儒学研究所【活動終了】
Institute of Premodern Confucianism

【終了】2000~2005年度
過去の研究所活動はこちら

研究テーマ

近世東アジアの儒学

研究概要

近世とは、中国の宋・元・明・清の各時代、日本の江戸時代、朝鮮の朝鮮王朝を指す。この時代の儒学を地域横断的に研究し、儒学が持ち得た普遍性と地域性の実態を総合的に解明する。所員は思想、歴史、言語の諸領域の研究者からなる。

研究報告

2005年度
研究報告 本年度は前年度に引き続いて、連続討論会「儒教研究はいかにあるべきか」と「仁斎研究会」をそれぞれ数回開催した。 前者では研究員がそれぞれの立場から儒学研究に忌憚の無い提言を行い、それはまた当研究所の研究成果報告書に直結する 作業であった。
教育実践としては所長の土田健次郎が担当する早稲田大学第二文学部の「儒教概論」と「儒教史」において、それぞれオンデマンド授業を行った。
 本年は当研究所の最終年にあたる。そこで報告書として『近世儒学研究の方法と課題』を、汲古書院から2006年2月25日に刊行した。この報告書には、当研究所の研究員9名全員の研究成果の論文が収められているが、附載した韓国における朱子学研究文献目録や日本の儒家神道の研究文献目録も、研究者に多大な便宜をあたえるであろう。また巻末に所長の土田健次郎による「早稲田大学近世儒学研究所始末」を載せ、当研究所の6年間にわたる活動が一覧できるようになっている。
2004年度
研究報告○以下の研究会を開いた。
仁斎研究会
第6回 4月17日   文学部第4会議室
第7回 5月22日   文学部第3会議室
第8回 6月26日   文学部第4会議室
連続討論会「儒教研究はいかにあるべきか」
第1回 2004年7月17日(土)午後3時から 文学部第3会議室
1,東アジア儒教研究の課題       土田健次郎(早稲田大学教授)
2,朱子学研究の課題          垣内景子(明治大学助教授)
第2回 2004年9月9日(木)午後3時から 文学部第4会議室
1,江戸儒学研究の課題         片岡 龍(東北大学専任講師)
2,儒家神道研究の課題         矢崎浩之(早稲田大学講師)
○ 第一文学部「東洋思想特論」で、オンデマンド授業を一部施行した。
○ 伊藤仁斎の論文データの蒐集、著作の訳注作成の援助を行った。

所長

土田 健次郎[つちだ けんじろう](文学学術院教授)

メンバー

研究員
土田 健次郎(文学学術院教授)
近藤 一成(文学学術院教授)
古屋 昭弘(文学学術院教授)
森 由利亜(文学学術院助教授)
永冨 青地(理工学術院助教授)

客員研究員
垣内 景子(明治大学文学部助教授)
片岡 龍(早稲田大学文学部非常勤講師)
矢崎 浩之(東日本国際大学経済学部助教授)
成 賢昌(日本学術振興会外国人特別研究員)

連絡先

早稲田大学文学学術院
土田研究室
Email: [email protected]

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/cro/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる