※2023年2月28日に開催されました。当日の動画は以下よりご覧いただけます。
日本の主要ニュースサイトの偽情報リスクアセスメント報告書に関する説明会
早稲田大学総合研究機構 次世代ジャーナリズム・メディア研究所(所長:瀬川至朗・政治経済学術院教授)は、グローバル・ディスインフォメーション・インデックス(GDI)と共同で、日本の主要なニュースサイトの偽情報リスクを調査し、その報告書『偽情報のリスクアセスメント:日本のオンラインニュース市場(Disinformation Risk Assessment : The Online News Market in Japan)』の説明会を下記のとおり開催します。報告書の概要を説明後、質疑応答のセッションを設けますので、是非ご取材もいただけますと幸いです。
近年、オンラインのアクセスを増やして広告費を稼ぐため、偽情報を流布するリスクが高まることが指摘されています。GDIはそうした偽情報に対抗するため、ニュースサイトの偽情報リスクを評価する手法を確立し、各国で調査を進めています。今回、次世代ジャーナリズム・メディア研究所は、早稲田大学総合研究機構とGDIとの研究協定に基づき、GDIの手法を適用して日本における33の主要なニュースサイトの評価作業に取り組み、報告書を作成しました。
なお、報告書は英語版と日本語版を、GDIのサイトで公開しています。
https://www.disinformationindex.org/research
イベント概要
- 日 時:2023年2月28日(火)14時~15時(最大)
- 形 式:Zoomウェビナー(要事前登録)(現在は終了しております。)
- 出 席 者:
GDI リサーチディレクター
永井 健太郎(次世代ジャーナリズム・メディア研究所 招聘研究員)
瀬川 至朗(次世代ジャーナリズム・メディア研究所長、政治経済学術院教授) - 主要言語:日本語 ※同時通訳付き
スケジュール
14:00-14:03
開会の挨拶:瀬川至朗(次世代ジャーナリズム・メディア研究所、司会進行)
14:03-14:18
GDIの偽情報リスクアセスメントの目的と方法 : GDI リサーチディレクター
14:18-14:33
日本のニュースドメイン報告書の概要: 永井健太郎 (次世代ジャーナリズム・メディア研究所)
14:33-15:00
質疑応答
説明会への参加お申し込み(現在は終了しております。)
説明会はZoomウェビナーで実施します。参加される方は下記のURLより事前登録をお願いします。ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
事前に質問をお寄せいただけると幸いです。
各機関について
グローバル・ディスインフォメーション・インデックス(Global Disinformation Index)
GDIは中立性、独立性、透明性の 3 つの原則に基づいて運営されている非営利団体です。GDIのビジョンは、偽情報とその害のない世界です。その使命は、企業と政府が偽情報を排除するように働きかけることです。GDIは、世界のニュースメディアサイトについて、偽情報のリスク評価を提供しています。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
https://www.disinformationindex.org/
早稲田大学総合研究機構次世代ジャーナリズム・メディア研究所(The Institute for the Next Generation of Journalism and Media、INGJM)
INGJMは早稲田大学総合研究機構のプロジェクト研究所の一つです。デジタル社会において市民から信頼される次世代ジャーナリズムのモデル構築に関する研究に取り組んでいます。ジャーナリズムが信頼性を得るための要件を検証しており、それらの要件としては、「根拠に基づいていること(evidence based)」、「公開性(open)」、「双方向性(interactive)」などが考えられます。INGJMでは、現在、偽情報・誤情報対策の大きな柱の一つであるファクトチェック・システムの研究に取り組んでいます。また、次世代ジャーナリズム、特にエンゲージド・ジャーナリズムに取り組む実践者や研究者を講師として招き、その問題意識や実践の実績についてお話しいただきながら、事例の収集・体系化に努めています。
詳しくは、以下のページの活動報告書をご覧ください。
https://www.waseda.jp/inst/cro/institutes-list/institute-for-the-next-generation-of-journalism-and-media/
お問い合わせ
早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所
E-mail: [email protected]