Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

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アンビエントSoC研究所【活動終了】
Ambient SoC Laboratories

【終了】2005~2009年度
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研究テーマ

次世代のアンビエント情報社会を目指して、マルチメデイア技術、センサー技術、LSI設計技術、EDA技術を研究開発し、システム・オン・チップとして実現する。

分野:科学

研究概要

アンビエント情報社会で必要不可欠なシステムLSI設計の最先端技術の研究開発を行い、世界最高レベルの研究成果を創出する。具体的には、以下の3つの研究課題に取り組む。
(1)低消費電力メデイア処理の研究
マルチメデイア処理方式、アルゴリスム、回路技術で新技術を開発し、動画像符号化、圧縮/伸張、暗号を含めた統合システムとして、超低消費電力化を図る技術を開発する。
(2)システムLSI設計技術の研究
画像処理SoC設計技術、プロトタイピング技術、フロアプラン設計技術、検証技術、テスト技術に関して研究を行う。
(3)車載用カーエレクトロニクスの研究
次世代の車に搭載されるエレクトロニクス技術として無線通信技術、無線LAN方式、及びシステムLSI化技術を開発する。

現在、文部科学省/JSTから委託を受けて実行中のCRESTプロジェクト、知的イノベーションプロジェクト、グローバルCOEプロジェクト及び企業から委託研究及び共同研究を実行しているが、これからを遂行すると同時に、新規にSTARCプロジェクトを始め、新たなプロジェクトを立ち上げ実行を図る。

研究報告

【2013年度】
アンビエント情報社会で必要不可欠なシステムLSI設計の最先端技術の研究開発を行い、世界最高レベルの研究成果を創出することを目的として、以下の2つの研究課題に取り組んだ。
(1)低消費電力メデイア処理の研究
次世代動画像符号化方式であるHEVC/H.265の圧縮/伸張、誤り訂正符号化、人物検出・人物トラッキングの低演算を目指した効率的なアルゴリズム開発の研究を行った。
(2)システムLSI設計技術の研究
低消費電力化を目指した画像処理用SoC、誤り訂正用SoC向けアーキテクチャの研究と回路設計技術と検証技術の研究を行った。

実行したプロジェクト
ナショナルプロジェクト
・卓越した大学院(文部科学省)窶怎AンビエントSoC教育研究の国際拠点窶
・地域イノベーション戦略プログラム(文部科学省)
・大学発新産業創出拠点プログラム(文部科学省)
・科学研究費助成金(文部科学省)基盤研究A

北九州市プロジェクト
・海外連携プロジェクト助成等共同研究開発助成金窶
・アジアの大学との科学技術共同研究開発

企業との共同・委託研究
・(株)STARC(共同研究、FS)
・日本電気株式会社,(委託研究、共同研究)
・(株)富士通研究所(委託研究)

表彰
・ASICON功績賞(後藤敏):2013年10月28日
・高柳奨励賞(周大江):2014年1月20日窶

発表論文数
英文学術論文誌(査読あり):11件(IEEE誌:1件、電子情報通信学会英文誌:9件、他)
国際会議(査読あり):17件(ICIP:3件、EUSIPCO:1件、VLSI Symp:1件、
ASSCC:1件、MMSP:3件、MMM:1件、他)
国内会議:8件:電子情報通信学会大会(口頭)

所長

後藤 敏[ごとう さとし](理工学術院教授)

メンバー

【研究所員】
後藤 敏(理工学術院教授)
木村 晋二(理工学術院教授)
吉村 猛(理工学術院教授)
柳澤 政生(理工学術院教授)
戸川 望(理工学術院教授)
前原 文明(理工学術院教授)
吉増 敏彦(理工学術院教授)
周 大江(理工学術院助教)

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