北京パラリンピック2022 2022.03.05
3月5日、北京パラリンピック冬季大会第2日に村岡桃佳(早稲田大学スポーツ科学研究科博士課程・同スキー部OG)選手がアルペンスキー女子滑降(座位)に出場し1分29秒77で優勝。金メダルを含む5個のメダルを獲得した前回の平昌大会につづき、2大会連続の金メダルを獲得しました。
また第3日目の6日には女子スーパー大回転(座位)に出場し、1分23秒73で優勝。今大会2個目の金メダルを獲得しました。
◆スーパー複合・座位で銀、3日連続でメダル獲得(3月7日更新)
◆大回転・座位で今大会3つ目の金メダル獲得(3月11日更新)
6日はスタートしてすぐに視力0.1以下だという左目のコンタクトレンズが外れるハプニング。滑降と同様、急斜面できついカーブが続くコースでしたが、レース前の下見でこの日の雪質や斜面の状態などを入念に確認し、事前に頭に入れていたことが功を奏し、銀のフォルスター(独)より0秒11速いタイムでゴールしました。
今大会も全5種目への出場が予定され、13日まで戦いが続きます。村岡選手の活躍にぜひご注目ください。
スーパー複合・座位で銀、3日連続でメダル獲得(3月7日更新)
3月7日、北京パラリンピック冬季大会第4日アルペンスキー女子スーパー複合・座位が行われ、村岡桃佳選手が銀メダルを獲得しました。
スーパー複合で5日の滑降、6日のスーパー大回転に続くメダル獲得で同種目では前回大会の銅を上回り、3日連続での表彰台となりました。
すでに3つのメダルを手にした村岡選手。残り2種目、大回転と回転でのメダル獲得が期待されます。
大回転・座位で今大会3つ目の金メダル獲得(3月11日更新)
3月11日北京パラリンピック冬季大会第8日アルペンスキー女子大回転・座位が行われ、村岡桃佳選手が今大会3つ目の金メダルを獲得しました。この種目で金メダルを獲得しており、2連覇を達成しました。
2回の合計タイムで競う技術系の大回転。1回目を13人中2位とし、トップと1秒04差で2回目を迎えた村岡は、逆転で優勝。今大会ここまで滑降、スーパー大回転で金メダル、スーパー複合で銀メダルを獲得していて、パラリンピック通算4つ目の金メダルとなり、メダル獲得は平昌大会の5つと合わせ自身通算9つ目となりました。
大会最終日の13日には大会5種目となる回転・座位に出場する村岡選手。大会5つ目のメダル獲得が期待されます。
田中総長からの祝辞
村岡桃佳選手の北京大会での金メダル獲得を心よりお祝い申し上げます。
村岡選手は前回の平昌大会で金メダルを含む5つのメダルを獲得する快挙を達成し、昨年の東京2020パラリンピック大会では陸上競技に出場されました。
東京2020大会から約5か月の短い準備期間で北京冬季大会に臨まれたにもかかわらず、見事金メダルを獲得されたことを心より嬉しく思います。村岡選手のチャレンジ精神と大舞台で活躍を続けられる姿は、本学学生や校友、教職員にとって大きな希望となったことと思います。
今後のますますのご活躍を期待しています。
【競技動画 #北京パラリンピック】 #村岡桃佳 選手
二日連続🥇金メダルの快挙!
2位にわずか0.11秒差で競り勝つ#アルペンスキー
女子 #スーパー大回転 座位📺NHK総合で放送中
競技の模様は特設サイトで🔗https://t.co/ZFEve51Bsc#パラリンピック#Beijing2022#ParaTeamJapan pic.twitter.com/xnD4CwB5ew
— NHKスポーツ (@nhk_sports) March 6, 2022