徳山（左）はドラフト2位、西垣は6位でプロ野球の舞台へ（早稲田大学野球部提供）
プロ野球の新人選択（ドラフト）会議が10月11日に都内で開かれ、早稲田大学野球部から、徳山壮磨選手（スポーツ科学部4年・投手）が横浜DeNAベイスターズから2位指名、西垣雅矢選手（同4年・投手）が楽天ゴールデンイーグルスから6位指名を受けました。プロ志望届を提出していた岩本久重副将（同4年・捕手）と、準硬式野球部の関大輝選手（基幹理工学部4年・外野手）は指名されませんでした。指名後、徳山選手と西垣選手が東伏見キャンパスで会見しました。
徳山「11番の責任、プロの世界で生かしていきたい」
指名の瞬間、寮の部屋で中継を見守っていたものの肝心な場面でネット通信が止まってしまい父からの電話で結果を知らされたという徳山選手。一緒に見ていた後輩の蛭間拓哉選手（スポーツ科学部3年）と抱き合って喜んだそうです。徳山選手は「小宮山（悟）監督からは技術面でも精神面でもたくさんのことを教えていただきました。プロという世界では心技体ともにタフにならないとやっていけない世界だと思うので、その部分で監督さんからは11番（エースナンバー）を頂きました。責任を持って投げろと言われて勉強させていただいた部分なので、プロの世界で生かしていきたい」と抱負を述べました。
西垣「早川さんの姿から学んだ。チームに必要とされる選手になる」
西垣選手が指名された楽天は昨年、エースで主将の早川隆久選手が入団したチーム。「早川さんはチームのために腕を振って投げていました。そのような姿を見ていたので、直接言葉はもらっていないのですが、チームのためにやるということを一番、早川さんから学びました」と答えた西垣選手は「チームに必要とされる投手。しっかりここで投げてくれと言われたところで抑え、信頼を得る、そのような投手になりたい」と理想の投手像を語りました。
詳細は以下、早稲田スポーツ新聞会の記事をご覧ください。
プロ野球ドラフト会議 10月11日 東京都内
徳山がDeNA２位、西垣は楽天に６位指名を受ける！ 岩本副将は名前を呼ばれず悔しい指名漏れに ※会見全文も掲載
【2021.10.11早稲田スポーツ】記事 足立優大、写真 山崎航平
DeNAから２位指名を受けた徳山
昨年に比べ、２週間ほど早い開催となったプロ野球ドラフト会議。早大野球部からは先月10日に岩本久重副将（スポ４＝大阪桐蔭）、16日には徳山壮磨（スポ４＝大阪桐蔭）、西垣雅矢（スポ４＝兵庫・報徳学園）の２人がプロ志望届を提出し、計３名が運命のドラフトに臨んだ。それぞれが吉報を待つ中、最初に徳山が横浜DeNAベイスターズから２位指名を受ける。続いて西垣も東北楽天ゴールデンイーグルスに６巡目で指名され、２人がプロの舞台へ。早大野球部から２人以上の指名は2015年の重信慎之介（平28教卒＝現読売ジャイアンツ）、茂木栄五郎（平28文構卒＝現東北楽天ゴールデンイーグルス）以来となった。一方、岩本副将は名前を呼ばれることなく、会議が終了。涙を飲む結果となった。 →続き・選手・監督コメントを読む
楽天から６位指名を受けた西垣
