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WAP国際交流プログラム「海外研修支援制度」ーアーチェリー部の取組みー

今夏、アーチェリー部は、WAP海外研修支援制度により、下記のとおり海外研修に取り組みました。部員は、海外のトップアスリートとの交流により競技力を強化するとともに、スタッフや地域の方々との交流により国際交流の意義や課題を肌で感じることができました。今後もWAPの精神に基づき、その課題や目標に向かって、競技力強化や人間的成長に取り組んでまいります。

「アーチェリー部 海外研修プログラム」概要

  • 研修参加者
    アーチェリー部員8名 / 引率者1名
  • 研修期間
    2019年8月27日(火)~2019年8月31日(土)
  • 現地受入機関
    光州アーチェリー協会 光州国際アーチェリー場
  • 研修内容
    国際大会にも使用される設備の整った会場において、世界トップの韓国選手と競技することで世界のレベルを知るとともに自身の競技力の向上を図る。また試合を通じて現地の選手との国際交流を図る。

成果・今後の課題

(1) 競技力向上
・北京オリンピック大会の女子団体競技で金メダルを獲得されたチュ・ヒョンジョンさんのセミナーを受講し、精神面から競技への取り組み方を学んだ。その後、直接指導を仰ぐ機会を得られ、自身が悩んでいること、自分が今後どうすべきなのかをクリニックしていただいた。
・トップアスリートであるほど基本に忠実であることがよくわかった。
・トップアスリートと比べ、自分たちの練習量の少なさ、シューティングの遅さがよく分かった。
・韓国選手のみならず、日本から参加したメンバーのうちナショナルチームに所属している選手からもアドバイスを受けられた。普段なかなかお話ができないが、今回は練習や休憩の合間に時間を使って沢山の質問や相談をすることが出来た。
・国際大会にも使用される会場で世界トップレベルの人たちと競技したことで、レベルの高い試合環境の雰囲気や自分の実力がどの程度なのかということを知ることが出来た。
・日本からの出場者と韓国選手が混ざって試合をしたため、目の前でトップレベルの射術を体感できた。
・団体戦では直接韓国の高校生のチームと試合し、レベルの高い相手を意識しつつ自分のシューティング集中しなければいけない経験が出来た。

(2) 国際交流
・つたない英語ではあったものの、身振り手振りコミュニケーションを積極的に図ることが出来た。
・韓国の方は想像以上に日本語を知っており、挨拶程度の単語は網羅していた。しかし相手がホームの会場に関わらず、こちらはろくに韓国語が話せなかったため少々申し訳ない気持ちになった。次回の機会があれば挨拶とお礼程の知識は身に着けていきたい。
・円滑とは言えないものの直接現地の選手から話を聞けたことにより、最新の情報を手に入れることが出来た。
・韓国遠征が今回初めての参加であり、メンバーも初めての海外である部員が多かったため現地での行動に色々と不安があったが、ガイドの方々に非常に丁寧な接客をしていただいた。色々とお話をする中で、夫が早稲田大学卒業というガイドさんがいらっしゃり、今までより韓国を身近に感じた。

(3) 反省・提案等
・現地の母語を事前に勉強していくことも大事であると思うが、共通語とされる英語のリスニング力とスピーキング力がもっとあったらより円滑なコミュニケーションが可能であったと感じる。
・自分が現在何を課題としており、どのような質問をしたいのかをクリニック前までにもっと明確にしておくべきだった。

WAP海外研修制度とは

早稲田大学競技スポーツセンターでは、2017年度より早稲田アスリートプログラム(WAP)における国際交流プログラムの一環として、すべての体育各部を対象とした海外研修支援を展開します。このプログラムの目的は、体育各部部員が海外アスリートとの交流を通じ切磋琢磨して技術力を高め、競技力向上に貢献するとともに、国際交流・海外経験を通じて国際感覚と広い視野を養うきっかけづくりとすることです。

部名 アーチェリー部
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