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WAPボランティア・地域貢献活動プログラム  「早稲田カップ(陸前高田市)」実施報告(10/20・10/21)

ア式蹴球部はボランティア・地域貢献活動プログラムの一環として、陸前高田市サッカー協会が主催する少年サッカー大会「早稲田カップ」大会運営支援に17名の部員が参加しました。大会運営業務に加え、サッカー教室、成人有志チームや高田高校サッカー部との交流試合も行い、2日間にわたって地域の方々との交流を深めました。

 

◆開催日

2018年10月20日(土)~10月21日(日)

◆会場

陸前高田市気仙小学校仮説グラウンド

◆参加チーム

少年の部:岩手県内7チーム 宮城県内1チーム

高校の部:高田高校

成人の部:高田クラブ・アシックス・早稲田大学

◆主催者

陸前高田市サッカー協会

◆後援

陸前高田市教育委員会・陸前高田市体育協会

◆協賛

大塚製薬株式会社・大船渡市農業協同組合

◆特別協賛

株式会社アシックス

活動報告

貸切バスにて朝6時30分に陸前高田市に到着後、地元のサッカー協会関係者の方々と一緒にゴールポストやテントの設営、グランド整備などを行いました。
陸前高田市では7回目の開催となり、子供たちのみならず、指導者同士の良き交流の機会にもなっています。陸前高田市サッカー協会会長による開会挨拶、陸前高田市教育委員会次長による来賓挨拶、審判長によるルール説明に続き、地元の高田FCキャプテンによる選手宣誓の後、予選リーグが始まりました。
今回はア式蹴球部OBの加藤久先輩、アメリカのシアトル・レインFCで活躍する川澄奈穂美選手も大会に駆け付けて下さいました。

大会は2日間にわたって開催され、初日は予選リーグ8試合とフレンドリーマッチ4試合が行われました。ア式蹴球部の部員は全員、少年8チームのいずれかを担当して各監督のもとでコーチの役割を果たし、試合の合間にミニゲームを行なったり、アシックスの皆さんに準備いただいたキックターゲットやスピードガンコーナーで選手たちと一緒に過ごしながら、すべての試合の主審・線審も担当しました。

また、㈱アシックスの12名の社員の方々もボランティアとして大会運営に駆け付けるとももに、ア式蹴球部員と地元サッカー指導者による合同チームとの交流戦にも参加しました。

2日目は予選リーグ4試合、フレンドリーマッチ4試合、そして順位決定戦4試合が行われ、決勝戦ではFCサンアルタス大船渡が高田FCを4対0で破って優勝しました。
閉会式終了後、すべての後片付けを済ませ、その後、部員と地元の高田高校サッカー部員がグランドに集合して交流試合を行いました。試合終了後、全員で握手を行い、来年の再会を約束しました。
今回、初めて参加した岩手県出身の小野寺拓海選手(政経学部4年)は、以下のように語っています。

「月日が経つのは早いもので、東日本大震災からもうすぐ八年になります。岩手県花巻市出身の私は震災発生当時、一人家で留守番をしていました。立っているのがやっとの大きな揺れを感じた私は、慌てて家の外に飛び出しました。急に起きた経験したことのない恐怖を前に、小学生だった私は泣きわめいていました。あの経験を経て大学生になった私が、地元岩手の陸前高田市で復興の一助を担えることに特別な使命感を感じ、今回の早稲田カップへの参加に至りました。
早稲田カップの運営を通して感じたことは、子どもたちが持つ大きなパワーです。試合が終わると休む間もなくボールを蹴り、お昼ご飯そっちのけでサッカーに励む彼らは眩しく、そしてたくましく思えました。中には大きな悲しみを抱えている子がいたのかもしれませんがそれを微塵も感じさせない、はつらつとした姿に復興の希望を垣間見ることができました。そんな彼らの活発な姿とは裏腹に思ったような復興が進んでいないのが現状です。すがとよ酒店の菅原さんが「震災の記憶は風化の一途をたどるばかり」とおっしゃっていたのが私の胸に突き刺さりました。これが被災者の方が感じている率直な気持ちなのです。忘れてはいけない、忘れるはずのない記憶が遠い過去のことになりつつあるのです。確かに港周辺の街は整備され生活基盤は戻りつつあるのかもしれませんが被災者の方々の気持ちに寄り添うことなしに復興は成し得ません。月日の経過とともに忘れ去られてしまう、失われた尊い命の重み、悲惨な出来事をいかにして記憶にとどめるか、これが今後の大きな課題なのです。
今回のボランティアを通じて、私たちにできることはあまりにも小さく微力であることを痛感しました。被災地の方々が復興を遂げたと思えるまでにはまだまだ多くの時間がかかるでしょう。10年、20年かかるのか100年先のことなのかは誰にもわかりません。それでも、いつの日か復興を遂げ過去を振り返った時、被災地の方々の記憶の片隅に私たちア式蹴球部の存在があるなら、活動の意義を見出すことができます。その未来を達成するために、これからも被災地の「今」を発信し続け復興の一端を担っていきたいと思います」

競技スポーツセンターでは、これからも被災地の復興支援として東北へのスポーツボランティア活動を継続していきます。

早稲田カップとは?

元サッカー日本代表キャプテンである加藤久氏のコーディネートと早稲田大学ア式蹴球部の協力により、子供たちにとっての新しい目標設定と個人のレベルアップを図るために開催されている少年サッカー大会。2012年から毎年、気仙沼市と陸前高田市の2地域にて開催しています。

この活動は、早稲田サポーターズ俱楽部メンバーズ基金果実の支援を受け、早稲田アスリートプログラム(WAP)東北復興支援活動の一環として継続的に活動しています。

早稲田アスリートプログラム

早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員が早稲田大学体育各部の部員としての自覚を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。

関連リンク

早稲田アスリートプログラム(WAP)

 

 

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