レスリング部は7月1日(日)、すべての部員が伴走活動に参加しました。
レスリング部員による伴走活動
◆開催日
2018年7月1日(日)
◆会場
代々木公園
◆主催者
日本ブラインドマラソン協会
活動報告
視覚障がい者の方々とのふれあいを通じ、部員たちは大きな気づきと刺激を受けました。この活動に参加した 小林奏音選手(スポーツ科学部4年)は、以下のように語っています。
「私たちレスリング部は、初めて伴走ボランティアに参加しました。日差しが強くてとても暑い日だったのですが、たくさんの障がい者ランナーが参加され、その向上心と前向きな気持ちに驚かされました。活動開始前に、まず部員全員で伴走の事前練習を行いました。二人一組になって1人が目をつぶり、相手の部員が誘導案内を行ったのですが、目が見えない状態で走る事の恐怖に多くの部員がさいなまれました。この体験により、目が見えないというハンディを抱えながらも、このような恐怖を伴うランニングに取り組もうとする方々の強い精神力を感じることができました。伴走に必要な知識を少しだけ身に付けた後、全体朝礼において参加者の前で部員全員が大きく声を出して自己紹介を行い、それからマッチング作業が行われました。
実際に伴走を始めてみると、私たちが思っていたよりも圧倒的に走力レベルの高い障がい者ランナーばかりという事に気づきました。上記で述べたとおり、強い精神力を持っている方々なのだから今考えると納得できるのですが、このことは私たち部員が今回のボランティアで一番驚かされました。レスリング部もかなりハードなランニングトレーニングを普段から行っているのですが、そんな部員も置いていかれてしまうくらい、障がい者ランナーの皆さんが走るのがとても速かったですし、体力も非常にあったので驚きました。
短い時間でしたが、伴走活動を通じて様々な話を伺って交流させていただいた経験は、私たち部員にとてもよい学びと発見の機会となりました。このような機会を与えてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。」
早稲田アスリートプログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員が早稲田大学体育各部の部員としての自覚を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。
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