障がい者スポーツ教室
競技スポーツセンターは、早稲田アスリートプログラム(WAP)のボランティア・地域貢献活動プログラムの一環として「西東京市スポーツ支援事業」の活動を部員に広報しました。昨年12月20日、及び本年1月17日、体操部員がそれぞれ2名ずつ参加しました。
西東京市スポーツ支援事業とは?
西東京市障害福祉課が、NPO法人ウーノの会に委託契約を結び実施しているスポーツ教室です。
開催日:毎月第三土曜日 午前9:30~12:00
会場:西東京市スポーツセンター体育室A
概要:障がいがある人もスポーツを楽しめるよう、スポーツ指導員の立案した計画と進行管理のもとで、楽しく健康管理を図ることを目的としたスポーツ教室。
主催者:NPO法人ハンディキャップサポートウーノの会
活動報告
先月と今月の2回にわたり、毎回20名~25名の知的障がい者の方々とのスポーツ交流を行ってきました。指導員の方々が参加者の受付を行い、3~4つのグループに班分けを行い、部員たちはそのグループの中の1つに入って活動を行い、指導員の方々の指示に従って障がい者の方々との交流を図りました。
部員たちはこれまで、知的障がい者の方々と交流する機会もなく、初めはお互いの意志疎通を図ることに苦労していました。しかし、指導員の方々が参加者に対して積極的に誉めたり共感的な態度で接している姿を見て、部員たちも同じように真似して声を出しているうちにコミュニケーションも取れるようになり、皆と一緒になって楽しむことが出来ました。普通に接して信頼関係を築くことができれば、自分たちを受け入れてもらえることに気が付きました。
スポーツ教室の内容は、準備体操、ランニング、バルーン体操を全体で行い、その後はチームに分かれてリレーゲームや縄跳び、ビーチボールなどを行い、最後の30分間は参加者自身が自分の得意種目であるバスケット、バドミントン、卓球、ランニング、他のチームに分かれて思い切り汗を流すプログラムになっています。部員たちもそれぞれ各種目に分かれて活動し、あっという間に楽しく2時間のスポーツ教室を過ごす出来ました。活動に参加した市川さんは「私たちは1回ボランティアに参加するだけで満足してしまう傾向があるが、今後はメンバーを入れ替えつつ継続した活動になれば、、、」と語ってくれました。部員たちは、「最初は心配だったが参加して楽しくすごすことができました。ぜひまた参加したいと思います」というコメントを全員から聞くことが出来ました。体操部による継続的な支援をぜひとも期待したいと思います。
WAP ボランティア・地域貢献活動プログラム
早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自負を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。