School of Social Sciences早稲田大学 社会科学部

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【社会科学部報 No.49掲載】純情派。されど、情熱家。

【社会科学部報 No.49掲載】純情派。されど、情熱家。

1997年卒 小川 範子 さん

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Profile
小川 範子 (おがわ のりこ)
東京都出身
平成9年社会科学部卒
女優、歌手。東京宝映を経て、現在ブルックカンパニー所属。

数々のドラマや舞台で活躍し、「はぐれ刑事純情派」(テレビ朝日)では2005年まで18年間レギュラー出演した。
現在、総合テレビで放送中の韓国ドラマ「チェオクの剣」で主人公・チェオクの吹き替えを担当し、さらに同ドラマの主題歌のカバーをリリース。
一昨年ご結婚され、演技にも磨きがかかり、これからのご活躍にも期待です。

Q. 女優としてとてもご活躍されていますが、いつから志していらしたのですか?
A. 幼い頃から歌が好きで「歌手になりたい」という夢を持っていました。13歳のときに出演した、CX系「愛の嵐」というドラマ等がきっかけで、歌手デビュー の機会にも出会うことができました。念願が叶い歌手デビューしたのは14歳のときです。俳優としての活動も、この頃から活発になりました。

Q. 早稲田に進学された理由はどのようなことでしたか?
A. デビューのコンサートが「早稲田祭」でのステージでした。そのときの活気に満ちた大学の様子に魅せられ、早稲田への憧れが大きくなったように思います。また、芸能活動の場でも、早稲田出身の個性あふれる素適な方々に多く出会い、さらに早稲田への魅力を深めたのかもしれません。ステージは、学生時代、私も講義を受講した大教室(15号館)でした。11月という時期にもかかわらず、教室の中は多くの方々の熱気で真夏のように暑かったのを覚えています。

Q. 大学でのご経験は、今にどのように生かされていますか?
A. 私とは違った分野へ興味を持った人たちや、活躍を目指す学生と出会えて色々な話ができたことは、とてもいい経験になったと思います。

Q. このプロジェクトに参加して感じたことや得たものは?
A. 一年目はプロジェクトがあって、そこにくっついて参加しているだけで、「楽しい」部分しか味わっていなかった気がします。もちろんそれも成長のひとつになったけど、参加する側から作る側になって、苦労が生まれてきた。考えることが多くなって、そういうところから得られるところのほうが大きかったです。やはり、一番上でやっていくことになると、自分がやることがひとつひとつの行動、言動が団体のイメージを決めてしまうし、見定められるので、重圧ではあるけど、今までそういう機会はなかったので大きな経験でした。学生は弱い部分もあると思うのですが、学生にしかできないこともあると思っています。

Q. 学生の頃の思い出を聞かせてください。忘れられないエピソードなどはございますか?
A. 入学して最初の夏休みに、語学のクラスの友人と列車で北海道を旅しました。それから早稲田祭で「お好み焼き」の屋台を出店して、みんなで賑やかに楽しんだことは今でも思い出に残っています。

Q. 大学には2000年に講師としていらしてくださっていますが、その時の大学はいかがでしたか?
A. はじめて大隈講堂のステージへ立ち、光栄で嬉しく、またとても緊張したのを覚えています。 そして講堂のなかは、歴史を感じる素晴らしい建築で感動しました。トークショーのような形式で、いろいろなお話をさせていただいたのですが、私のつたない話にもかかわらず、学生の皆さんはあたたかく耳を傾けてくださいました。

Q. 早稲田大学に対して思うこと、こんな大学であって欲しいと思うことは?
A. エネルギッシュで活気溢れる雰囲気は、これからもずっと私の憧れです。

早稲田近くの写真館で撮影された卒業写真

早稲田近くの写真館で撮影された卒業写真

Q. 早稲田を卒業して思うことは?大学時代のご友人などとは今も連絡を取っていますか?

A. 学生時代の友人とは時々ですが、連絡を取っています。ゆっくり会える機会がもっと増えることを願っています。

Q. 小川さんがモットーとされていることは?
A. 信ずる処に道あり。いつでも夢を忘れずにいたいですね。

Q. 最後に今の社学生に向けて一言お願いいたします。
A. たくさんの可能性が拓けていく学生時代。存分に謳歌して素適な人生を過ごしてください。

学部報に掲載することをお願いした際も、すぐにご連絡をくださり、快く引き受けてくださいました。小川さんは仕事も勉学も楽しみ、とても充実した学 生時代を過ごされていたようです。「自分の好きなことを持っていて歩む人が好き」という小川さん。とても自然体で素敵な方だと感じました。

(聞き手・構成:志熊万希子)
掲載:社会科学部報No.49 2007年春号

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