社会科学部では、学生から回答される「授業評価アンケート」をもとに、優れた教育を実践している教員に対して、「早稲田ティーチングアワード」を授与しています。
2022年度秋学期は、会計学入門Bを担当されている福島 隆先生が選ばれました。
会計学はビジネスにおいて不可欠な学問であり、毎年100名を超える学生が履修をします。
本科目では学生が基本的な会計理論を理解すること・財務諸表を用いて会社の経営分析ができるようになること・会計関連の新聞記事が読めるようになることを到達目標としており、福島先生は具体的な事例(実際の会社の財務諸表や新聞記事)を用いて「ビジネス」と「会計」の関係を意識した授業を実施されています。
履修学生が多い授業だと一方的な講義になりがちですが、福島先生は毎回の授業の最後に小テストを行い、学生の理解力を確認するとともに小テストに付随するコメント欄で丁寧なフィードバックを行っていました。
学生からは「授業最後の小テストが学習に効果的であった」という声や、「丁寧な説明で理解が深まった」という声が多く聞かれました。
当日は学部長の早田 宰先生より、表彰が行われました。

左より 学部長の早田 宰先生・福島 隆先生・教務主任の北村 能寛先生
学生の皆さんが回答している授業評価アンケートから得られるご意見は先生にこのような形でフィードバックされています。
今後も授業評価アンケートへご協力ください!