スタンフォード大学はこのほど、世界のトップ2%の科学者を特定する包括的なリスト「標準化された引用指標の科学者データベース(更新版)」を発表しました。このリストは、Scopus情報に基づいて作成され、少なくとも5本の科学論文を執筆した10万人のトップ科学者を対象にしています。具体的には、総被引用回数(自己引用を除く)、h-index、単著論文数、個別引用論文数、共著調整指数、総被引用回数と個別引用論文数の比率、1960~2020年に少なくとも1回以上引用された論文数、自己引用率、異なる著者順位の論文への引用、複合指標などの標準化された情報からランキングを作成したものです。早稲田大学スポーツ科学学術院からは次の2名が選出されました。
鈴木克彦教授は、「スポーツ科学」、「栄養学・食生活」、「臨床医学」の3つの研究分野で高い影響力が認められ、2020年ならびにキャリアを通じての世界トップ2%の科学者に選ばれました。
クサリ・モハメドジャヴァッド研究員は、「公衆衛生学」、「都市・地域計画学」、「公衆衛生学・医療サービス」の3つの研究分野で高い影響力が認められ、2020年の世界トップ2%の科学者に選ばれました。
Reference
Baas J, Boyack K, Ioannidis JPA. (2021) August 2021 data-update for “Updated science-wide author databases of standardized citation indicators”, Mendeley Data, V3, doi: 10.17632/btchxktzyw.3
https://elsevier.digitalcommonsdata.com/datasets/btchxktzyw/3