Graduate School of Sport Sciences早稲田大学 大学院スポーツ科学研究科

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研究科について

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研究科長挨拶

スポーツ科学研究科長 中村好男

 

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科は2006年に設立されてから17年の月日が経ちました。2022年9月末現在、スポーツ科学学術院に所属する約50名の教員が、研究科の教育・研究に従事しています。

設立当初から、修士課程2年制・博士後期課程には、「スポーツ文化研究領域」、「スポーツビジネス研究領域」、「スポーツ医科学研究領域」、「身体運動科学研究領域」、「コーチング科学研究領域」の5つの領域を設け、テーマが多岐にわたるスポーツ科学の高度な知識や研究能力、豊かな学識を身につけ、関連する幅広い分野における有能な専門職者として活躍する人材を養成するとともに、国内外問わず活躍できる研究者を輩出してきました。また、2018年度からは修士課程2年制に英語学位プログラム(Health and Exercise Science、Sport Management)を展開し、様々な国々からの留学生がこのプログラムにおいて研鑽を積んでいます。さらに、修士課程1年制では社会的ニーズの高い6つのコース(トップスポーツマネジメント、スポーツクラブマネジメント、健康スポーツマネジメント、介護予防マネジメント、エリートコーチング、スポーツジャーナリズム)を設け、実務経験や卓越した技能を有する人材を対象に、大学院での集中した教育を通して高度の知識を身につけさせ、各人の専門職者としての活躍の舞台を広げる教育を行っています。

この間、2009年度から5年間にわたり文部科学省支援事業であるグローバルCOEに、本研究科を核としたプログラム「アクティヴ・ライフを創出するスポーツ科学」が採択されました。このプログラムにより、国内の大学院生のみならず海外から多くの留学生が研究科で学び、これまで以上にスポーツ科学の教育・研究基盤が確立されました。また、早稲田大学が提唱した「Waseda Ocean構想~開放性、多様性、流動性を持つ教育研究ネットワークの構築~」が、2014年度から10年間の事業として文部科学省のスーパーグローバル大学創生支援事業トップ型に採択され、6つのモデル拠点の1つとして、「健康スポーツ科学拠点」が選定されました。現在この拠点では、研究科を中心に学術院を挙げて教育・研究拠点の整備を図っており、世界の数多くの大学と学術交流・学生交流を行うとともに、国際共同研究の推進に取り組んでいるところです。

英国のグローバル高等教育評価機関「クアクアレリ・シモンズ (Quacquarelli Symonds: QS)社」による2021年度QS分野別世界大学ランキングでは、「スポーツ関連専攻 (Sports-related Subjects)」分野において、早稲田大学は第41位であることが公表されています。今後、世界のトップ20、さらにはトップ10を目指し、幅広い分野にわたるスポーツ科学の体系的な教育基盤のもとに世界最先端の研究成果を生み出すことのできるプラットフォームを構築するとともに、多様な学問・文化・言語・価値観の交流を育むことにより地球社会に主体的に貢献できる人材を育成し続けられる基盤の整備を進めていきたいと思います。

(2022年9月21日)

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