Global Japanese Studies早稲田大学 文学学術院 国際日本学

学生報告書

柿澤香穂 文学研究科 美術史学コース

コロンビア大学シンポジウム&ワークショップ 参加報告書

早稲田大学大学院 文学研究科 美術史学コース
博士後期課程1年 柿澤香穂

この度、コロンビア大学にて開催された国際シンポジウム・ワークショップ「International Symposium & Workshop in Japanese Literary and Visual Studies」(2020年2月28日(金)~29日(土))に参加させていただきました。本プログラムは、文学や美術史学を研究する大学教員と大学院生が、両分野との関わりに着目しながら自らの研究テーマを発表するという分野横断的な研究発表の場で、私は美術史学の立場から発表いたしました。

今回のように、自分が専攻する分野だけでなく、他分野の研究者がいる中での発表は初めての経験でしたが、多角的な視点と幅広い専門知識を持って研究に取り組んでおられる他の参加者の研究発表には、多くの刺激を受けるとともに、研究対象に対する多様なアプローチ方法など、今後の研究に活かせる学びをいただきました。また、今回私は美術作品における文学との関わりに焦点を当てて発表しましたが、海外や多分野の研究者から頂いたご指摘は、新たな視点や非常に有意義な情報ばかりでした。こうした国際的、分野横断的な発表と意見交換の機会を頂くことで、改めて、学際的な視点を持って研究に取り組む重要性を再認識することができました。

シンポジウム・ワークショップ終了後には、メトロポリタン美術館にて作品調査の機会をいただきました。その際には、日本に里帰りすることが稀な作品も拝見することができ、大変貴重な経験をさせていただきました。また、アジア・ソサエティやニューヨーク近代美術館をはじめとしたニューヨークにある様々なミュージアムを見学する機会もありました。大変充実したコレクションを持つミュージアムが多く、中には実際に本シンポジウム・ワークショップの発表の中で言及されていた作品や、参加した大学院生たちが専門とする分野の作品もあり、本物の作品を目に前にしながら院生同士の意見交換をすることもできました。シンポジウム後にも日本やアメリカの他大学で活躍する院生と更なる交流が生まれる場面は特に印象的で、本プログラムの醍醐味は、単に研究発表の場を経験するということだけではなく、こうした国際的な交流によって同世代の研究者と新たな繋がりを作ることができる、という点にもあるのではないかと思いました。

分野や国境を越えての交流ができる機会は、大学院生の立場ではあまりなく、とても貴重なものだと思います。本プログラムによって、今後より活発な交流が生まれ、文学・美術史学双方の研究が益々発展していくことを期待しております。

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