- 研究科について
- 研究領域
Research Areas
研究領域
研究領域紹介
人間科学研究科には11の研究領域と1年制コースがあり、学生は指導教員の研究室に属し、いずれかの研究領域に紐づきます。大学院在学中は所要の学科目を履修するとともに、研究領域に設置されているいずれか一つの研究指導を受け、人間科学の理解と専門的研究を探求することができます。
- 生物・環境科学研究領域
- 社会・経済研究領域
- 文化・歴史研究領域
- 行動環境研究領域
- 健康生命科学研究領域
- 医工人間学研究領域
- 保健福祉科学研究領域
- 臨床心理学研究領域
- 情報・感性・人間工学研究領域
- 教育・コミュニケーション科学研究領域
- 身体性認知科学研究領域
- 修士課程1年制「教育臨床コース」
生物・環境科学研究領域
持続可能な社会構築をめざし環境問題を学際的に解析する
本研究領域では、地球規模の物質の循環、気候変動、生物多様性などの諸問題に対して、地球環境を自然科学の多様な視点とアプローチから分析することを目的としている。フィールドワークや実験科学、数値シミュレーションを軸とした地球環境科学、大気化学、動物生態学、森林環境科学、生物環境物理学、地形・地質学、進化生物学など、幅広い分野の研究が展開されている。また、自然環境と人間社会とを統合的に捉える視点を重視し、国際的水準の研究・教育能力を有する研究者や実務家などの優秀な人材の育成に力を注いでいる。
主な進路
大阪産業大学教員、テイジン、朝日新聞社、酉島製作所、三菱商事、三菱UFJリサーチ・コンサルティング、日本放送協会、中日新聞、ジェーエムエーシステムズ、日立建機、科学技術振興機構、住友林業ホームテック
社会・経済研究領域
今日の世界が抱える諸問題を実地調査や文献研究により解明する
本研究領域では、日本をはじめ、アジア、欧州、南米などを対象として、実践的なフィールドワークと計量的なデータ分析、文献研究を駆使した文化と社会の解読を行う。社会学、経済学を横断する学際的な研究を通じて、社会格差や家族変動、都市・地域問題など現代社会の課題の分析、地域・地球環境問題の解明、および多文化・多民族共生の持続可能な社会の構築に向けて、世界で活躍できる研究者や専門的能力に秀でた実務家などの人材を育成する。
主な進路
都道府県職員、野村総合研究所、東京都老人総合研究所、郵船クルーズ、全日本空輸、紀伊民報、東芝、プロダクション・アイジー、インテリジェンス、NTT、日本放送協会、国家公務員、文藝春秋、その他に海外留学(ハワイ大学など)
文化・歴史研究領域
今日の世界が抱える諸問題を実地調査や文献研究により解明する
本研究領域では、日本をはじめ、アジア・欧州・北米・オセアニアなどの地域を対象に、人文学的知の伝統を基盤として、 フィールドワークや文献研究を駆使しつつ、多様な文化と社会を解読する手法を身につける。そのうえで、自然・文化人類学、歴史学、考古学、芸術論、科学史・科学哲学といった諸分野を横断する学際的な研究を通じて、今日の世界が抱える複雑困難な諸問題の要因を明らかにしていく。多文化・多民族共生を前提とした持続可能な社会の構築に向けて、地域・歴史・文化をめぐる研究・教育に携わる者や、専門的能力を有した実務家などの人材を育成することを目的とする。
主な進路
都道府県職員、野村総合研究所、東京都老人総合研究所、郵船クルーズ、全日本空輸、紀伊民報、東芝、プロダクション・アイジー、インテリジェンス、NTT、日本放送協会、国家公務員、文藝春秋、その他に海外留学(ハワイ大学など)
行動環境研究領域
人間と環境のあるべき関係性を心理学・建築学の双方から探究する
本研究領域では、環境と人間の複雑多様な関係のあり方について、物理的、社会的、文化的環境を人間が創り出し、自ら創出した環境によって人間が形づくられるという双方向性に等しく注目し、その関係のあるべき姿について心理学および建築学を中核とした学際的な研究を行う。また、環境創造と人間の心理行動発達の相互規定的観点から、グローバルな舞台で活躍できる研究者や実務家などの優秀な人材を育成する。
主な進路
国家公務員、東京都職員、広島電鉄、自由学園、イー・コミュニケーションズ、福武書店、オリエンタルランド、竹中工務店、旭化成ホームズ、リクルート、野村リビングサポート、NTTドコモ、民間建築事務所、総務省消防研究センター、国立精神・神経医療研究センター、マクロミル
健康生命科学研究領域
生命医科学と健康科学の連携で新たな研究領域の創出をめざす
本研究領域では、健康科学と生命科学を融合する教育および研究を行っている。教育面では、健康・生命に関わる広範囲な専門知識を取得させることを目指す。また、修了後、それらの知識を研究、開発、教育、行政にかかわる仕事や社会活動に反映できる人材を育成する。研究面においては、生命現象の本質を分子生物学、生理学、発生生物学、神経科学、食品科学、公衆衛生等の立場から多次元的に観察、解析を行う。特に人の健康増進や生活の質の向上、および疾患の一次予防を目指し、人間科学に根ざした健康生命科学研究分野の確立を目標とする。国際的に通用する研究者の集団を形成するとともに、常に社会還元を意識した研究を継続する。
主な進路
東京女子医科大学教員、東京大学医科学研究所研究員、ハーバード大学医学部研究員、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、伊藤園研究所、国立成育医療センター研究所研究員、埼玉県立がんセンター、花王、リコーITソリューションズ、ヤマト科学
医工人間学研究領域
健康福祉科学の確立に貢献し安心して暮らせる社会の実現をめざす
本研究領域では、「誰もが安心して暮らせる社会の実現」をテーマとして、人間学、医学、工学研究者が集い、連携し協働して、学術成果を社会還元・実装するWell-being研究を進めている。文理融合型思考と関係するすべての人・組織と粘り強くコミュニケーションを取ることができる能力を身につけ、世界水準で個々の専門分野を深化することに加えて、あらゆる領域で真に活躍できる人材を育成する。研究指導として、医療人類学、リハビリテーション身体科学、緩和医療学・臨床死生学、社会医学、バイオエシックス・生命の哲学、環境脳科学、生活支援工学、健康支援医工学、健康福祉産業学を担当する。
主な進路
厚生労働省、財務省、文部科学省、独立行政法人産業技術総合研究所研究員、早稲田大学教員、小樽商科大学教員、慶応義塾大学職員、東京都立高校教員、社会福祉協議会、三菱電機、国立障害者リハビリテーションセンター病院、日立、NEC
保健福祉科学研究領域
健康福祉科学の確立に貢献し安心して暮らせる社会の実現をめざす
本研究領域では、子ども、家族、高齢者、障害者、地域等ミクロからマクロまで幅広い対象を視野に、制度・施策の効果測定、事業経営を円滑に進める方策の検討、社会福祉実践の実証的評価及び改善策についての研究などを行っている。他領域の専門家とのネットワークを拡げることにより、包括的で実効性のある持続可能な福祉システムの構築を目指すとともに、今後の保健福祉領域の研究をリードしていくような人材を育成する。
主な進路
厚生労働省、財務省、文部科学省、独立行政法人産業技術総合研究所研究員、早稲田大学教員、小樽商科大学教員、慶応義塾大学職員、東京都立高校教員、社会福祉協議会、三菱電機、国立障害者リハビリテーションセンター病院、日立、NEC
臨床心理学研究領域
研究と実践能力を兼ね備えた臨床心理のプロフェッショナルを育成する
本研究領域では、現代社会に求められている心身の健康の維持増進にかかわる行動臨床心理学、学校カウンセリング学、医療心理学・職場メンタルヘルス学、行動医学、神経・生理心理学、心理学的支援論、行動分析学、発達臨床心理学を中心に研究を展開する。さらに、臨床心理学の基盤的な研究から実践的な研究を通じて、臨床心理学研究と心理臨床実践の双方の能力を兼ね備えた心身の健康の維持増進に携わる国際的水準の人材を育成する。
主な進路
国立精神・神経医療研究センター、国立がん 研究センター、家庭裁判所調査官補、法務省 専門職員(法務技官(心理)・保護観察官・法 務教官)、民間総合病院、スクールカウンセ ラー、全国被害者支援ネットワーク、公立児童 相談所、都道府県職員、大学教員
取得可能な資格
- 修士課程2年制臨床心理学研究領域では、心理職初の国家資格である「公認心理師」に完全対応しています。卒業した大学において「公認心理師」の受験資格取得のために必要な科目の単位を修得している場合、さらに臨床心理学研究領域の特定の研究指導を受け、所 定の科目の単位を修得して修了することにより、「公認心理師」国家試験の受験資格を取得することができます。
- 修士課程2年制臨床心理学研究領域では、(財)日本臨床心理士資格認定協会より第一種指定大学院に認定されており、臨床心理学 研究領域の特定の研究指導を受け、所定の科目の単位を修得し修了することで「臨床心理士」の受験資格を取得することができます。
関連リンク
情報・感性・人間工学研究領域
人間の「感性」を科学的に探究し現代社会の諸問題に挑む
本研究領域では、人間の「感性」を感覚―知覚―認知という一連の情報処理プロセスの中に位置づけ、感性、情動、言語、イメージなどの心の構造と機能のモデリング手法および測定法を研究する。情報科学、人間工学、システム工学、生体情報工学という人間諸科学を基盤として、「感性を備える人間」のスケールで現代の諸問題にアプローチし、その背後にある自然法則の解明と利用、および感性に働きかけるシステムや心に響くプロダクトのデザインなど応用展開に挑戦する。さらに、基盤的研究から実践的研究を通じて、さまざまな人間の営みにおける安全性、快適性、生活の質の向上に貢献する国際水準の人材を育成する。
主な進路
マイクロソフト、NTTデータ、セイコーエプソン、コナミデジタルエンタテインメント、メタルワン、自動車事故対策機構、滋賀県警科学捜査研究所、国立特別支援教育総合研究所、産業技術総合研究所、職業能力開発大学校、ファーストリテイリング、本田技研工業
教育・コミュニケーション科学研究領域
人間中心の社会とシステム開発を学際的アプローチで追究する
本研究領域では、学際的な視点に立ち、教育科学とコミュニケーション科学、言語教育学の知見を融合させながらグローバル化が進む現代社会における教育やコミュニケーションのあり方について探究を行う。多様性とインクルージョンを重視しながら、人間の成長と発達につながる教育・コミュニケーション実践とヒューマニスティックな社会の在り方を、国際的な視野から多面的に研究するとともに、従来の研究分野や理論的・方法論的フレームワークにとらわれず、公正で持続的な社会の実現や革新的なデータの活用方法など、現代的な視点での発展的な研究活動を促進し、国際的水準の研究・教育能力を有する人材を育成する。
主な進路
日本テレビ放送網、フジテレビジョン、Google、楽天、富士通ラーニングメディア、日本アルコン、駿河台学園(駿台予備学校)、日本郵便、東京藝術大学、ソニー、みずほ情報総研、NTTデータ、大学教員
身体性認知科学研究領域
人間中心の社会とシステム開発を学際的アプローチで追究する
本研究領域では、心と身体、人間と自然を相補的で不可分のものと捉える身体性認知科学の枠組みを共通の基盤として、最新の心理学、学習科学の方法論を用いながら、人間の感覚・知覚、学習、記憶、認知、思考、感情、行動、パフォーマンス、技、社会的行動、コミュニケーション、発達等について人間科学的、学融合的に探究する。人間が能動的に知る、感じる、わかる、注意を向ける、考える、学ぶ、思い出す、予期する、動く、道具を使う、作る、上達する、演じる、舞う、魅せる、話す・聞く、伝える、協調する、共感する、息が合う、わかりあうことの背後にある法則を解明し、その成果を応用することを通じて、現代社会の諸問題の解決とWell-beingの向上に貢献しうる国際的水準の優秀な研究者や実務家を育成する。
主な進路
日本テレビ放送網、フジテレビジョン、Google、楽天、富士通ラーニングメディア、日本アルコン、駿河台学園(駿台予備学校)、日本郵便、東京藝術大学、ソニー、みずほ情報総研、NTTデータ、大学教員
修士課程1年制「教育臨床コース」
多角的な視野を包括した教育臨床の方法論を探究する
本コースでは、心理的支援や教育臨床における総合的・科学的な視野をもった実践的方法論の習得を目指す。人々の多様性や個性を重視した心理的支援について、また児童・生徒等の対象者の立場に立脚した教育法を学ぶとともに、それらの近接領域での応用を可能にする。現役職業人でも勉学・職業の両立を可能とする勉学機会の拡大を考慮しながら、高度なスキルをもった実践家の育成を目指す。
就職状況
| 年度 | 自営業・起業 | その他(元職復帰・現職継続など) |
| 2021 | 5名 | |
| 2022 | 1名 | 4名 |
| 2023 | 1名 | 4名 |
| 2024 | 4名 |
取得可能な資格
- 修了要件に加え、一定の資格要件に定められた講義および実習の単位を修得することによって、次の資格試験の受験資格が取得可能です(毎年度、資格認定運営機構のシラバス審査等を経て、受験可能となります)。
なお、臨床心理士の受験資格は修士課程2年制(臨床心理学研究領域)を修了しなければ取得できません。
(1)学校心理士資格 (2)臨床発達心理士資格 - 詳細については、入試説明会(日時・詳細は入試要項と同時期にWebサイトにて公開)において説明します。








