- 研究科について
- カリキュラム
Curriculum
カリキュラム
カリキュラム概要
学びの特色
- 「11領域+1コース」の学際性と実践力
人間科学部の3学科を基盤とする11の研究領域および1年制の「教育臨床コース」の中で指導教員の研究室に所属しながら、研究領域を横断する多彩な講義科目や演習を幅広く履修し、人間総合科学の全体像を学際的に把握したうえで専門的な研究を深めます。また、海外を含む学外でのフィールド調査・実習の機会も数多く設けられています。 - 国際社会が求める研究者・実践家を養成
人文・社会・自然科学が相互に浸透する総合科学としての人間科学は、現代社会や人間を取り巻く多様な問題を解決するうえで不可欠の学問領域です。わが国でこれを牽引する立場にある本研究科は、高い専門性と広い学際性を背景に、世界と時代が求める要請に対応できる柔軟性を備えた新しいタイプの研究者・実践家を養成します。
修士課程(2年制)
本研究科では、入学の際所属する研究指導担当の教員が、学生の本研究科における授業科目の選択・研究一般および論文の作成を指導します。修了要件は、通常2年以上4年以内在学し、所定の授業科目について30単位以上を取得し、かつ必要な研究指導を受け(研究指導の評価が2年以上にわたり合格「P」であること)、修士論文の審査および試験に合格しなければなりません。合格者には、「修士(人間科学)」の学位が授与されます。ただし、優れた業績をあげた者については本研究科運営委員会・教授会が認めた場合に限り、修士課程に1年以上在学すれば修了できます。
英語学位プログラム
英語による修士プログラムEducational innovation and Communication Studies (EDICS)では、世界各地から来た学生達が様々な現代的課題を解決するための教育イノベーション・コミュニケーション研究を教授陣・研究仲間とのアクティブで自由なディスカッションを行いながら進めて行きます。学生は指導教員のアドバイスを受けながらリサーチクエスチョンを決定し、自分自身のリサーチに取り組む中で認知科学、学習・教育心理学、メディアコミュニケーション、インターネット科学、比較文化、リーダーシップ・組織などの理論フレームワークや教育イノベーション・コミュニケーション研究を行うための様々な方法論やリサーチスキルを学んで行きます。
– EDICS: https://www.waseda.jp/fhum/ghum/en/applicants/edics/
【2026年度入学者】
| 必修/選択 | 科目区分 | 科目の説明(単位数) | 修了要件 | |
| 必修
|
研究指導 | 2年分合格 (単位なし) |
||
| 修士論文 | 合格 (単位なし) |
|||
| 専門ゼミ(必修) | 所属する研究指導の専門ゼミ(1)A・B、(2)A・B | 8単位 | ||
| 研究倫理 | 人間科学研究倫理概論 | 1単位 | ||
| 選択
|
専門ゼミ(選択) | 専門ゼミ(1) | 所属する研究指導以外の専門ゼミ(1)A・B | 0~4単位 |
| 専門ゼミ(2) | 所属する研究指導以外の専門ゼミ(2)A・B | 0~4単位 | ||
|
|
専門科目 | 専門科目A群 | 2単位以上 | |
| 専門科目B群 | 2単位以上 | |||
| 人間科学科目 | プロジェクト科目 | 1~4単位 | ||
| リテラシー科目(英語) | TOEFL(TOEFL-ITP含む)、またはTOEIC(TOEIC-IP含む)またはWeTECのスコア(2年内)が必要。スコアより履修クラスが異なる。 | 1~3単位 | ||
| リテラシー科目(基礎) | 0~6単位 | |||
| 他箇所設置科目 | 指導教員の許可を得て履修可能 | 0~10単位 | ||
|
修了必要総単位数 |
30単位(以上) | |||
※専門ゼミ(選択)、専門科目、人間科学科目を合わせて、11単位以上履修しなければならない。
※一部、科目設置箇所にて修了要件算入を認めていない科目がある。それらは自由科目扱いとなる。
※プロジェクト科目は自由科目扱いとして登録を認める場合がある。詳しくは「科目登録の手引き」を参照。
修士課程(1年制)
修了要件は、通常1年以上2年以内在学し、所要の授業科目について30単位以上を取得し、かつ必要な研究指導を受け(研究指導の評価が2年以上にわたり合格「P」であること)、課題研究論文の審査および試験に合格しなければなりません。合格者には、「修士(実践人間科学)」の学位が授与されます。
【2026年度入学者】
| 必修/選択 | 科目区分 | 科目の説明 | 修了要件 | ||
|
必 修 |
研究指導 | 所属する研究指導 | 1年分合格(単位なし) | ||
| 課題研究論文 | 合格(単位なし) | ||||
| 専門ゼミ(必修) | 所属する研究指導の専門ゼミ(1)A・B | 4単位 | |||
| 専門ゼミ(選択) | 所属する研究指導以外の専門ゼミ(1)A・B | 0~4単位 | |||
|
専門 科目 |
専門科目A群
(必修) |
教育臨床コース設置科目から選択 | 2単位(以上) | ||
| 専門科目B群 | (必修) | 心理教育臨床実習A・B 心理臨床事例実習A・B |
4単位 (1単位×4科目) |
||
| (選択必修) | 必修以外の教育臨床コース設置科目から選択 | 2単位(以上) | |||
| 選
択 |
修士課程(2年制)設置科目 | 修士課程(2年制)設置科目のうち選択科目から選択 | 0単位(以上) | ||
| 他箇所設置科目 | 指導教員の許可を得て履修可能 | 0~10単位 | |||
| 修了必要総単位数 | 30単位(以上) | ||||
博士後期課程
博士後期課程の修了要件は、通常3年以上6年以内在学し、論文作成のために必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査および試験に合格しなければなりません。合格者には「博士(人間科学)」の学位が授与されます。
2022年以降入学者においては博士学位申請までに、年間8回程度開催される人間総合研究センター主催「人間科学研究交流会」(Current Topics in Human Sciences)に合計8回出席し、積極的に議論に参加することが求められます。
授業科目について必要な単位はありませんが、指導教員の指示により、修士課程の授業科目を履修しなければならない場合があります。
演習科目紹介
2026年度の大学院人間科学研究科の専門ゼミを研究領域ごとに紹介します。担当教員の情報はこちらからご覧いただけます。
なお、各講義の詳細については、早稲田大学のシラバス検索で確認できます。
生物・環境科学研究領域
| 専門ゼミ名 | 担当教員 |
|---|---|
| 森林環境科学ゼミ(1)(2) | 平塚 基志 |
| 水域環境科学ゼミ(1)(2) | 山田 和芳 |
| 生物圏生態学ゼミ(1)(2) | 太田 俊二 |
| 大気環境科学ゼミ(1)(2) | 松本 淳 |
| 耕地環境科学ゼミ(1)(2) | 横沢 正幸 |
| 極限環境生命科学ゼミ(1)(2) | 赤沼 哲史 |
| 野生動物生態学ゼミ(1)(2) | 風間 健太郎 |
| 地域資源論ゼミ(1)(2) | 柏 雅之 |
社会・経済研究領域
| 専門ゼミ名 | 担当教員 |
|---|---|
| 環境社会学ゼミ(1)(2) | 井上 真 |
| 人口社会学ゼミ(1)(2) | 武田 尚子 |
| 地域資源論ゼミ(1)(2) | 柏 雅之 |
| 国際社会学ゼミ(1)(2) | 樋口 直人 |
| 家族社会学ゼミ(1)(2) | 松木 洋人 |
| 都市社会学ゼミ(1)(2) | 浅川 達人 |
| 階級・階層論ゼミ(1)(2) | 橋本 健二 |
文化・歴史研究領域
| 専門ゼミ名 | 担当教員 |
|---|---|
| 移住論・人種エスニシティゼミ(1)(2) | 李 里花 |
| 科学史・科学論ゼミ(1)(2) | 加藤 茂生 |
| 技術史・技術文化論ゼミ(1)(2) | 余語 琢磨 |
| 都市人類学ゼミ(1)(2) | 竹中 宏子 |
| 開発人類学ゼミ(1)(2) | 原 知章 |
| 歴史人類学ゼミ(1)(2) | 里見 龍樹 |
| 政治史・社会史研究ゼミ(1)(2) | 伊豆田 俊輔 |
| 物質文化論・自然人類学ゼミ(1)(2) | 中山 なな |
| 芸術・表象文化論ゼミ(1)(2) | 福島 勲 |
行動環境研究領域
| 専門ゼミ名 | 担当教員 |
|---|---|
| 環境心理・環境デザインゼミ(1)(2) | 佐藤 将之 |
| 建築環境学ゼミ(1)(2) | 小島 隆矢 |
| 建築計画学ゼミ(1)(2) | 佐野 友紀 |
| 発達心理学ゼミ(1)(2) | 外山 紀子 |
| 言語認知発達科学ゼミ(1)(2) | 佐治 伸郎 |
| 社会アフォーダンス心理学ゼミ(1)(2) | 古山 宣洋 |
健康生命科学研究領域
| 専門ゼミ名 | 担当教員 |
|---|---|
| 医療評価科学ゼミ(1)(2) | ユウ ヘイキョウ |
| 基礎老化学ゼミ(1)(2) | 千葉 卓哉 |
| 幹細胞生物学ゼミ(1)(2) | 神山 淳 |
| 食品生命科学ゼミ(1)(2) | 原 太一 |
| 分子神経科学ゼミ(1)(2) | 榊原 伸一 |
| 認知神経科学ゼミ(1)(2) | 大須 理英子 |
医工人間学研究領域
| 医療人類学ゼミ(1)(2) | 辻内 琢也 |
| リハビリテーション身体科学ゼミ(1)(2) | 鈴木 里砂 |
| 緩和医療学・臨床死生学ゼミ(1)(2) | 笹月 桃子 |
| 社会医学ゼミ(1)(2) | 扇原 淳 |
| バイオエシックス・生命の哲学ゼミ(1)(2) | 森岡 正博 |
| 環境脳科学ゼミ(1)(2) | 掛山 正心 |
| 生活支援工学ゼミ(1)(2) | 巖淵 守 |
| 健康支援医工学ゼミ(1)(2) | 村岡 慶裕 |
| 健康福祉産業学ゼミ(1)(2) | 岡崎 善朗 |
保健福祉科学研究領域
| 専門ゼミ名 | 担当教員 |
|---|---|
| 子ども家庭福祉論ゼミ(1)(2) | 上鹿渡 和宏 |
| 社会保障政策論ゼミ(1)(2) | 川村 顕 |
| 健康福祉マネジメント論ゼミ(1)(2) | 松原 由美 |
| 福祉コミュニティデザインゼミ(1)(2) | 古山 周太郎 |
| ソーシャルワーク論ゼミ(1)(2) | 岩崎 香 |
| 子どものウェルビーイングゼミ(1)(2) | 可知 悠子 |
| 老年社会福祉学ゼミ(1)(2) | 大島 千帆 |
臨床心理学研究領域
| 専門ゼミ名 | 担当教員 |
|---|---|
| 学校カウンセリング学ゼミ(1)(2) | 桂川 泰典 |
| 行動臨床心理学ゼミ(1)(2) | 嶋田 洋徳 |
| 医療心理学・職場メンタルヘルス学ゼミ(1)(2) | 鈴木 伸一 |
| 行動医学ゼミ(1)(2) | 熊野 宏昭 |
| 神経・生理心理学ゼミ(1)(2) | 田山 淳 |
| 行動分析学ゼミ(1)(2) | 大月 友 |
| 発達臨床心理学ゼミ(1)(2) | 大森 幹真 |
| 心理学的支援論ゼミ(1)(2) | 井合 真海子 |
情報・感性・人間工学研究領域
| 専門ゼミ名 | 担当教員 |
|---|---|
| 生体情報工学ゼミ(1)(2) | 百瀬 桂子 |
| 言語情報科学ゼミ(1)(2) | 菊池 英明 |
| 安全人間工学ゼミ(1)(2) | 加藤 麻樹 |
| 加齢人間工学ゼミ(1)(2) | 倉片 憲治 |
| 産業人間工学ゼミ(1)(2) | 肥田 拓哉 |
| 知識情報科学ゼミ(1)(2) | 松居 辰則 |
| インタラクションデザインゼミ(1)(2) | 市野 順子 |
| ハプティックインタフェースゼミ(1)(2) | 藤本 浩志 |
| インターネット科学ゼミ(1)(2) | 西村 昭治 |
| ネットワーク情報システム学ゼミ(1)(2) | 金 群 |
教育・コミュニケーション科学研究領域
| 専門ゼミ名 | 担当教員 |
|---|---|
| 教育システム開発論ゼミ/Educational System Development(1)(2) | 井上 典之 |
| 教育データサイエンスゼミ(1)(2) | 杉澤 武俊 |
| 国際教育コミュニケーション学ゼミ(1)(2) | 杉本 清香 |
| Sociolinguistics of Educational and Communicationゼミ(1)(2) | ムラー セロン ジェイムス |
| 教育実践学ゼミ(1)(2) | 浅田 匡 |
| 情報コミュニケーション技術論ゼミ(1)(2) | スコット ダグラス |
身体性認知科学研究領域
| 専門ゼミ名 | 担当教員 |
|---|---|
| パフォーマンス認知科学ゼミ(1)(2) | 三浦 哲都 |
| 劇場認知科学ゼミ(1)(2) | 野村 亮太 |
| 日常記憶心理学ゼミ(1)(2) | 杉森 絵里子 |
| マルチモーダルコミュニケーションゼミ(1)(2) | 関根 和生 |
| 生態心理学ゼミ(1)(2) | 三嶋 博之 |
| 学習環境デザイン論ゼミ(1)(2) | 尾澤 重知 |
| 強調学習と学習科学ゼミ(1)(2) | 望月 俊男 |
| 情報メディア教育論ゼミ(1)(2) | 森田 裕介 |
講義科目紹介
修士課程1年制コース学科目紹介
2026年度の修士課程1年制コース「教育臨床コース」の研究指導一覧は以下のとおりです。その他の科目一覧は科目登録ページより学科目配当表をご覧ください。
研究指導
| 学科目名 | 単位 |
|---|---|
| 学校臨床心理学研究指導 | – |
| 臨床認知発達学研究指導 | – |
授業実施方法 曜日・時限設定なし
課題研究論文
| 学科目名 | 単位 |
|---|---|
| 課題研究論文 | – |
専門ゼミ
| 学科目名 | 単位 |
|---|---|
| 学校臨床心理学ゼミ | 4 |
| 臨床認知発達学ゼミ | 4 |
カリキュラム・ポリシー
教育課程の編成・実施の方針について
各研究領域に所属する学生は、所属する研究領域の演習に専念するだけでなく、同じ研究領域内の関連する多様な演習や講義科目をはじめ、他の研究領域の講義科目などを広く履修して、学際的な人間総合科学の全体像を把握した上で研究を行う。各課程の標準修業年限までに学位を取得することを目標に、多くの演習と講義科目、および多様な研究指導を設置した。ただし、特に優れた研究業績を上げた学生については、標準修業年限以下で修了できる制度も設けた。
人間科学研究科の研究分野では、国際的なフィールドを調査・研究の対象とするケースが多いことも特徴のひとつである。そこで、海外を含む学外でのフィールド調査・実験・研究を促進し、国際的な場で活躍できる研究者・実践家を育成するため、特に海外での授業・調査・実習などの活動を含む科目を11の研究領域に数多く設置するとともに、インターネットを介したオンデマンド科目を積極的に導入して、これら学外での研究・調査活動と勉学の両立を容易に実現できるようにした。また、「教育臨床コース」においては、おもに夕方以降に開講する科目、およびオンデマンド科目を設置し、演習と研究指導を含むこれらの科目を、社会人が仕事を続けながら履修して、実践修士の学位を取得できるように配慮した。