当研究科は(財)日本臨床心理士資格認定協会より一種指定大学院として認定を受けています。所定科目を履修し修了することで「臨床心理士」の受験資格を取得することができます。
現在,当研究科では, 2018年4月入学者より,公認心理師試験受験資格を得るために大学院で修めるべき科目を用意しています。公認心理師の受験資格を得るための科目を履修することと,臨床心理士の受験資格を得るための科目を履修することは同義ではありません。当研究科に入学される方は,これまでの学部や大学院の単位取得状況とこれからの履修計画によって,臨床心理士の受験資格のみをめざす方と,臨床心理士と公認心理師の両方の受験資格をめざす方に分かれることになります。
2023年度臨床心理士受験申請資格証明書の発行については、こちらをご覧ください。
<大学院人間科学研究科 修了者/学外者向け>臨床心理士受験申請資格証明書の発行について
2017年9月15日に,心理職で初の国家資格である公認心理師を定めた公認心理師法が施行されました。人間科学研究科では,2018年4月以降の入学者を対象として,公認心理師試験受験資格を取得するために必要な科目の全てを独自に用意しています。
なお,2018年4月以降に大学院人間科学研究科に入学する場合,大学院のプログラムだけでは公認心理師試験受験資格を取得することはできません。大学院に入学する前に,4年制大学学部において公認心理師試験受験資格を得るために必要な所定の科目を修めている必要がありますので注意してください。
4年制大学学部を卒業予定、または既に卒業している方は、当該大学学部において「省令で定める科目」に相当する科目を履修し、卒業することで、学部において必要な要件を満たします。その後、早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程において「省令で定める科目」を修め、その課程を修了することで、公認心理士国家試験受験資格を得ることができます。学部における要件を満たすかどうかについては,当該大学学部に問い合わせて下さい。なお,科目が不足している場合でも,卒業後にこれを補うことはできないとされています(たとえば,「科目等履修生」等として,不足している科目を卒業後に追加で履修しても補うことはできません)。
これらの要件を満たしていない場合には,大学院に進学しても,公認心理師試験受験資格を得ることはできません。
修士号の基礎資格を得るとともに,一定の単位を修得することによって,中学校・高等学校教諭の専修免許状を取得することができます。ただし,専修免許状の取得は,同一学校種・教科の一種免許状を既に取得しているもしくは取得に必要な単位をすべて修得している場合に限ります。
社会調査士の資格を有する場合には,一定の資格要件に定められた講義および実習の単位を修得することによって,「専門社会調査士」の資格を取得することができます。
修士課程1年制「教育臨床コース」の修了要件に加え,一定の資格要件に定められた講義および実習の単位を修得することによって,「臨床発達心理士」「学校心理士」の資格試験の受験資格を取得することができます。ただし,毎年度,資格認定運営機構のシラバス審査を経て,受験可能となります。