2025年6月24日(火)、早稲田大学人間科学学術院は、フランス国立科学研究センター(以下「CNRS」)との研究連携を一層深化させることを目的とした箇所間協定の調印式を、早稲田キャンパスにて対面形式で執り行いました。
調印式は早稲田大学人間科学部の辻内琢也教授の司会のもとで進行し、早稲田大学人間科学学術院からは扇原淳学術院長、辻内琢也教授、福島勲教授が、CNRSからはNicolas ARNAUD氏(Director, CNRS Earth and Space)、Sophie AYRAULT氏(Co-Director, CNRS Earth and Space)、Cécile ASANUMA-BRICE氏(Director, Mitate lab.)、Olivier EVRARD氏(Co-Director, Mitate lab.)、Alban BELLOIR氏(CNRS代表事務所 広報担当)にご出席いただきました。
式では、両機関の紹介に続いて、これまでの交流実績(※)の振り返りや、扇原学術院長およびARNAUD氏からのご挨拶を頂戴し、その後、両機関代表者による協定書への署名が行われました。調印後には記念撮影と意見交換が行われ、終始和やかで実りのある時間となりました。
本協定により、早稲田大学とCNRSとの学術連携がさらに強化され、研究交流をはじめとする多様な共同活動が今後一層推進されることが期待されます。
※早稲田大学人間科学学術院では、2011年の東日本大震災を契機に、「人間科学」の多様な専門領域の知見を活かし、災害からの復興に資する学際的な取り組みを継続してきました。こうした活動を背景に、福島原子力災害を契機として2020年に設立されたCNRS内のMitateラボとの連携が始まり、2022年および2023年には、共同で復興に関する国際シンポジウムを開催するに至りました。