(受付終了)Authors Alive! ~海外文学最前線~ レベッカ・ブラウン×木村紅美 対談 6月25日(水)開催
国際文学館では、すでにスタートした翻訳者レジデンシーに加えて、2025年度より、作家や編集者を海外から招聘し、講演や交流活動などに携わっていただくプロジェクトを発進させました。
5月にスコットランドから作家のカミラ・グルドーヴァさんを招聘し、28日に講演・朗読会も行なっていただくのに続き、6月はシアトルから作家のレベッカ・ブラウンさんを招聘します。ブラウンさんは、実験的な作風のレズビアン作家として先鋭的な作品を発表する一方で、エイズで死んでいく人々をケアした体験、母親の晩年を見つめた日々などに基づくノンフィクション的な作品でも知られ、両タイプの作品に共通する凜として張りつめた文章で、日本でも少なからぬ読者を得ています。
国際文学館では、6月25日(水)に、作家の木村紅美さんと対談していただきます。木村さんは、盛岡を拠点に作家として活動され、最新作『熊はどこにいるの』(河出書房新社)は昨年『文藝』に掲載されて以来、多くの読者の胸に訴えてきました。長年レベッカ・ブラウン作品を愛読されてきたそうですが、シンプルな言葉で物事の核心を衝くようなご本人の文体も、どこか相通じるものがあるように思えます。
司会は、文学館顧問で、ブラウン作品の日本語訳者、柴田元幸が務めます。
- 開催日時:2025年6月25日(水)18:30-20:00
- 開 場:18:00
- 開催場所:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)地下1階
- 言 語:日本語、英語(通訳付き)
- 主 催:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
- 講 演 者:レベッカ・ブラウン(作家)、木村紅美(作家)
- 司 会:柴田元幸(早稲田大学特命教授、国際文学館顧問)
- 通 訳:手嶋優紀
- 入 場:無料(事前申し込み制。申込多数の場合抽選)
- 参加募集締切:6月9日(月)23:59まで
- 応募方法:
◆一般の方
◆早稲田大学学生・教職員
※身体機能等の障がいや疾病等により、ご参加に際して配慮をご希望の方は、可能な限りお早めにご希望の内容をお知らせください。ご相談のうえ、できる限りの対応を検討させていただきます。
講演者
レベッカ・ブラウン
ワシントン州生まれ、シアトル在住。作家。邦訳書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』『天国ではなく、どこかよそで』、『かつらの合っていない女』(ナンシー・キーファーとの共著)がある。代表作『体の贈り物』は6月20日にtwililightから復刊される。
木村紅美
兵庫県尼崎生まれ、盛岡在住。作家。主な著作に『雪子さんの足音』、『あなたに安全な人』、『夜のだれかの岸辺』、『熊はどこにいるの』など。Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作『あなたに安全な人』は、今年4月に英訳が刊行された (Someone to Watch Over You, translated by Yuki Tejima, Pushkin Press, 2025)。
司会
柴田元幸
米文学者、早稲田大学特命教授、国際文学館顧問、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、スチュアート・ダイベックなどアメリカ現代作家を中心に翻訳多数。文芸誌『MONKEY』日本語版責任編集、英語版編集。
留意事項
- 当選した方(ご来場いただける方)には、6月13日までに、応募の際に登録されたメール宛にご連絡いたします。”waseda.jp”からのメールを受け取れるようにしておいてください。当選しなかった方には、結果通知はいたしません。
- 当選者の振り替えや招待状の転売・譲渡は禁止とさせていただきます。
- 当日は、当選通知のメール・氏名の確認をもって本人確認を行います。
- 当選された方で、やむを得ずご欠席なさる場合は、当選メールに記載のフォームよりキャンセルのご連絡をお願いいたします。ご連絡がないままご欠席となった場合、今後の当館のイベント抽選で優先順位を下げるなどの対応をとらせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。他のご参加者への影響や、円滑な運営のためにも、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
- イベントの様子を撮影、録画することはご遠慮ください。
- 開催者側で撮影または録画することがあり、収録した画像または動画を後日、国際文学館または開催に協力をした第三者のウェブサイトを通じて公開する場合があります。予めご了承ください。
この件に関するお問い合わせ
早稲田大学国際文学館事務局 email:wihl-koubo★list.waseda.jp(★部分を@に変更してください。)