【国際文学館ブッククラブ Vol.2】 マイク・モラスキー「ピアノから聴くマイルス・デイビス黄金時代」10月16日(木)開催
国際文学館では、2025年度より新たに「ブッククラブ」をスタートしました。文学、音楽、美術の各分野で活躍する研究者・専門家をお招きし、ご自身の著作や自らが影響を受けた書物について、本音のトークを展開していただきます。
※ブッククラブの概要についてはこちら
第2回目は、日本文化史、ジャズ音楽研究者である早稲田大学名誉教授のマイク・モラスキーさんをお招きして行います。当日は以下の本を取り上げる予定です。
- 『ピアノから聴くマイルス・デイビス黄金時代』(仮題、2026年春に岩波新書より刊行予定)
- 『ジャズピアノ――その歴史から聴き方まで(下巻)』(岩波書店、2023年)
- 『ピアノトリオ――モダンジャズへの入り口』(岩波新書、2024年)
<マイク・モラスキーさんからのコメント>
これまでにマイルス・デイビスについて無数の本や雑誌特集号が刊行されてきたが、知る限りデイビスのピアニストたちを通して彼の音楽を捉えた類書はない。執筆中の『ピアノから聴くマイルス・デイビス黄金時代』(仮題)では、デイビス・バンドに参加した四人のピアニストを取り上げる――レッド・ガーランド、ビル・エヴァンス、ウィントン・ケリー、そしてハービー・ハンコックである。多くのデイビスファンにとって(そして、日本の多くのジャズファンにとって)この四人が参加した1955‐68年はマイルス・デイビスの黄金時代だったと言えるだろう。ブッククラブでは各ピアニストの特徴について触れながら、デイビス・バンドのサウンドに対して各自がどのような影響を及ぼしたかを考察し、バンドのサウンドの変遷を辿っていく。
- 開催日時:10月16日(木)18:30-20:00
- 開 場:18:00
- 開催場所:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)地下1階
- 言 語:日本語
- 主 催:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
- 入 場:無料(事前申し込み制。申込多数の場合抽選)
- 参加募集締切:9月25日(木)23:59まで
- 応募方法:
◆一般の方
◆早稲田大学学生・教職員
※身体機能等の障がいや疾病等により、ご参加に際して配慮をご希望の方は、可能な限りお早めにご希望の内容をお知らせください。ご相談のうえ、できる限りの対応を検討させていただきます。
講演者
マイク・モラスキー
早稲田大学国際教養学部名誉教授。専門は日本文化史、ジャズ研究。ジャズ関連の著書では、『ジャズピアノ――その歴史から聴き方まで(上・下)』(岩波書店、2024年度芸術選奨文部科学大臣賞)、『戦後日本のジャズ文化――映画・文学・アングラ』(2005年サントリー学芸賞、青土社、岩波現代文庫)、『ピアノトリオ――モダンジャズへの入り口』(岩波新書)、『ジャズ喫茶論』(筑摩書房)、そして『ピアノから聴くマイルス・デイビス黄金時代』(仮題、2026年春に岩波新書より刊行予定)。ほかに『占領の記憶/記憶の占領――戦後沖縄・日本とアメリカ』(鈴木直子訳、 青土社、岩波現代文庫)や『呑めば、都――居酒屋の東京』(ちくま文庫)など多数。
留意事項
- お申し込みは1名様ずつとなります。当選した方(ご来場いただける方)には、9月30日(火)までに、応募の際に登録されたメール宛にご連絡いたします。”waseda.jp”からのメールを受け取れるようにしておいてください。当選しなかった方には、結果通知はいたしません。
- 当選者の振り替えや招待状の転売・譲渡は禁止とさせていただきます。
- 当日は、当選通知のメール・氏名の確認をもって本人確認を行います。
- 当選された方で、やむを得ずご欠席なさる場合は、当選メールに記載のフォームよりキャンセルのご連絡をお願いいたします。ご連絡がないままご欠席となった場合、今後の当館のイベント抽選で優先順位を下げるなどの対応をとらせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。他のご参加者への影響や、円滑な運営のためにも、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
- イベントの様子を撮影、録画することはご遠慮ください。
- 開催者側で撮影または録画することがあり、収録した画像または動画を後日、国際文学館または開催に協力をした第三者のウェブサイトを通じて公開する場合があります。予めご了承ください。
この件に関するお問い合わせ
早稲田大学国際文学館事務局 email:wihl-koubo★list.waseda.jp(★部分を@に変更してください。)