- Featured Article
理科部生物班が全国大会を含む様々な研究発表会にて複数上位賞を受賞!
【理科部生物班の活躍】
Mon 10 Mar 25
【理科部生物班の活躍】
Mon 10 Mar 25
〔1〕2024年度 2学期~3学期にかけての全国規模研究発表会における受賞報告
前回に続き、2024年度の2学期から3学期にかけて開催された全国規模の複数の研究発表会において、早稲田大学高等学院理科部生物班の部員が以下の通り複数の上位賞を受賞しました。
本研究の実施および長期継続にあたり、早稲田大学 先進理工学部・教育学部、東京海洋大学、日本医科大学の教員・研究者の皆様には、実験指導・研究指導など、多岐にわたるご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。

石田 那央 君(高校3年) 研究題目: 「腸内細菌叢の観点から見たミルワームの特異的な食性と消化について ~新しい発泡スチロールの処理方法の確立に向けて~」
第15回 坊ちゃん科学賞 研究論文コンテスト(主催:東京理科大学)🏆 優秀賞(生物学部門 第1位)
TAMAサイエンスフェスティバル(主催:東京薬科大学)🏆 最優秀賞(オンデマンド部門第1位)
サイエンスキャッスル2024 大阪・関西大会(主催:株式会社リバネス)🏆 最終選考会 優秀賞
JSEC(Japan Science & Engineering Challenge)2024(主催:朝日新聞・朝日テレビ)🏆 花王奨励賞

鈴木 雅人 君(高校2年) 研究題目: 「沖縄産サンゴにおける刺胞毒の調査と応用」
マリンチャレンジ2024全国大会〜海と日本PROJECT〜(主催:株式会社リバネス)🏆 最優秀賞(全国第1位)
第15回 坊ちゃん科学賞 研究論文コンテスト(主催:東京理科大学)🏆 優良入賞
TAMAサイエンスフェスティバル2024(主催:東京薬科大学)🏆 大隅賞<最優秀賞>(第1位)
第14回 高校生ポスター研究発表2024(主催:藤原ナチュラルヒストリー振興財団)🏆 優秀賞
JSEC(Japan Science & Engineering Challenge)2024(主催:朝日新聞・朝日テレビ)🏆 入選
鈴木君の活躍がニュースでも取り上げられました。詳細は以下のリンクよりご確認ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/93f9852ac554404463ed4899b23d6154b331a784

大沼 樹 君(高校2年)研究題目:「放線菌が生み出す二次代謝産物の活用可能性」
研究成果発表会2024(主催:中谷財団)🏆 奨励賞
〔2〕科学分野への進路選択に関する取り組み紹介
① 花王株式会社による企業研究者キャリアセミナー
今年度、石田那央君(高3)がJSEC花王奨励賞を受賞したことをきっかけに、花王株式会社 研究開発部門 研究戦略・企画部の山田泰司様(大阪大学大学院 招聘准教授 兼任)をお招きし、高校卒業から大学・大学院への進路や企業研究職の魅力について講義をしていただきました。
2月7日(放課後)に開催されたセミナーには、高等学院生だけでなく大学生や大学院生も積極的に参加し、質疑応答も高度なレベルで行われるなど、大変充実した内容となりました。企業研究開発職ならではの難しさや面白さを直接聞ける機会は貴重であり、参加した生徒・学生にとって非常に有意義な時間となったようでした。
② 東京都環境局による出前授業
昨年度より、高校2年生の一部の総合探究科目において、東京都のClear Sky事業の協力のもと、東京都環境局 環境改善部・技術支援部の方々をお招きし、出前授業を実施しています。今回の授業(2月17日)では、東京都および日本が直面する大気環境問題について学びました。特に、PM2.5や光化学オキシダントの低減に向け、その原因物質であるVOC(揮発性有機化合物)やNOx(窒素酸化物)の削減について、個人・組織・自治体の立場でどのように関与できるかをグループワークで議論し、発表を行いました。生徒たちは精力的にグループワークに取り組み、発表にも積極的に参加していました。授業後も講師の方に熱心に質問をする姿が見られ、身近な環境課題について深く考える貴重な機会となったようでした。