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韓国・ハナ高校 国際シンポジウム(The 15th International Symposium at Hana Academy Seoul)に参加しました
Thu 24 Oct 24
Thu 24 Oct 24
2024年7月22日(月)~26日(金)の5日間、韓国ソウルのハナ高校で開かれた国際シンポジウム(The 15th International Symposium at Hana Academy Seoul)に参加しました。このシンポジウムは韓国ソウルで開催され、使用言語は全て英語なのが特徴です。韓国、中国、香港、タイ、ブルガリア、日本から多くの生徒たちが参加しました。
2020年~2023年のコロナ禍ではPC画面を通して発表及び質疑応答を行うオンライン開催でしたが、今年は2019年以来5年ぶりに現地開催されました。
本校からは、面接を通してメンバーに選ばれた9名(高校1年生3名、高校3年生6名)が、3名で1チームを作り、合計3チームが参加しました。今年の日本からの参加校は、本校の他、鷗友学園女子高等学校、学習院高等科、筑波大学附属高等学校、早稲田大学本庄高等学院の合計5校でした。
今年のシンポジウムテーマは”Sustainable Development”。
各チームはテーマに合わせたProposalを4月下旬に提出し、Proposalに沿って調査研究したうえで自分たちの提言をまとめたFinal Paperを6月下旬に提出しました。
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シンポジウム5日間のスケジュール
シンポジウムの期間中、基本的に食事はハナ高校の学食でいただき、夜はハナ高校の敷地内にある学生寮に宿泊します。バディを組むハナ高生をはじめ他国の生徒たちと同じ部屋に泊まるため、部屋でたくさん話ができるようです。
5日間のスケジュールは以下の通りです。前半は主に生徒同士の交流、後半はアカデミックな活動、そして4日目の夜はホームステイがあります。
1日目:ウェルカムパーティで参加校の生徒たちと交流。
2日目:シンポジウムのOpening Ceremony。
ハナ高校校長先生のお話や、韓国の大学の先生がシンポジウムのテーマに沿ったお話をしてくれました。その後、様々な国の生徒たちで構成されるグループになり、ハナ高生に案内をしてもらいながらソウル市内の指定された場所を訪れる「スカベンジャーハント」を行いました。このイベントを通して生徒たちはかなり親しくなったようです。
3日目と4日目:プレゼンテーションとポスター発表
各チームで執筆した論文に沿って、パワーポイントを使いながら聴衆に分かりやすく説明します。また、プレゼンテーションの後の質疑応答では、その場で質問を理解し、分かりやすい言葉で論理的に説明する英語力が求められます。学院チームは非常によく頑張り、他国の先生方や生徒たちから高い評価を受けました。
4日目 夕方 大講堂で各国の文化を紹介するCultural Performance
各国の生徒がその国の食べ物、歌、ダンスなどを紹介するイベントで、学院生はYOASOBIの曲に合わせたダンスを披露しました。さらにこの日の夜はハナ高生の自宅にホームステイさせていただき、生徒たちはそれぞれ韓国のご家庭から厚いおもてなしを受けたようです。
5日目:最終日
生徒たちは皆すっかり仲良くなり、別れを惜しむ光景があちらこちらで見られました。これを機会にメール等で海外の生徒たちとの交流が続くことが多いようです。
シンポジウムを終えて
ハナシンポジウムでは全日程を通して常に英語で話すことが求められるため、自然と英語で話す必要性を感じることができます。この5日間で様々な国出身の生徒たちから大きな刺激を受け、その後の英語学習への意欲が高まる生徒が多いです。また普段接する機会が少ない他国の同年代の人たちと直に接することで異文化に触れ、人間的に一回りも二回りも成長できる機会になることと思います。関心を持った人は、ぜひ来年参加してください。