2021年12月に実施された第27回上級バイオ技術者認定試験に宮川君(当時3年)が高校生として初めて合格し、上級合格者の最年少記録となりました。
バイオ技術者認定試験(参考:https://bio-edu.or.jp)は、日本で最も歴史の長いバイオテクノロジー関連の資格試験です。現在は初級・中級・上級の試験が実施されています。上級では大きく分けて6項目(核酸・タンパク質、安全管理、バイオ機器、微生物バイオテクノロジー、動物バイオテクノロジー、植物バイオテクノロジー)の知識が問われます。初級合格者は中級の受験資格を、中級合格者は上級の受験資格を得られる制度が存在しますが、これまで中級・上級試験は高校生にとっては高いハードルになっていました。
この件によって宮川君は理事長賞を受賞し、日本バイオ技術教育学会からインタビューを受けました。その内容は学会誌「バイオテクノロジスト」に掲載される予定です。
また、宮川君は2020年秋に設置されました、高等学院から日本医科大学への2名の指定校推薦制度により、同大学へ進学しました。
宮川君を含めた日本医科大学進学者については、以下の記事をご参照ください。
https://wasedash.jp/11512/