2019年3月10日~18日の日程でロシア・サンクトペテルブルクを訪れました。583番学校で授業を受けたり、博物館や美術館や劇場に行ったり、文化体験などをしました。最後の登校日、お別れ会で歌を披露する機会をいただき、〈ヒスイ〉(作詩:寺山修司、作曲:信長貴富)を川畑先輩のピアノで演奏しました。あたたかい拍手と言葉をかけてもらい、幸せな時間を過ごしました。
7月11日、日露青年交流センターならびに日本ハバロフスク音楽家交流委員会の共催する日露青年交流プログラムの一部として、ロシア・ハバロフスクからヴィルトゥオーゾアムール弦楽合奏団が来校し、学院夜会vol.10にゲスト出演しました。学院夜会は本校生徒による音楽リサイタルです。私たちは演奏者として、また聴衆として互いの演奏を聴きあい、終演後のレセプションではロシアや日本のお菓子を食べたり写真撮影をしたりして交流しました。出演者はロシア語履修者ばかりではないため言葉に苦労はありましたが、音楽という共通項によって会話を盛り上げることができた様子でした。このように言語や音楽を通じて築いた関係はとても励みになります。大切にしてゆきたいと思います。
今後、日露間の国際交流や学院の音楽文化がますます盛んになることを期待しています。(サンクトペテルブルク派遣生・ロシア語同好会主将3年山本)