7月17日~21日の5日間、本校と学術交流協定を結ぶ韓国・ハナ(韓亜)高校主催の国際シンポジウムに本校生徒11名が参加しました。 本校は第1回目のシンポジウムから生徒を派遣しており、本年度で7回目となります。
- テーマ News Media
- 参加校 韓国1校、日本5校、タイ1校、中国(香港)1校
- 本校参加生徒
(3年)岩永君、岡田君、比留間君、蓮沼君、深井君
(2年)胡君、曽我部君、長南君
(1年)重山君、清水君、渡邉君
1日目(7月17日)
午前、日本からの参加校(高等学院、本庄高等学院、筑波大附属高校、歐友学園女子高校、海陽学園)の生徒たちが一緒に羽田空港を出発し、ソウル金浦空港に到着。ハナ高校の先生や生徒にお出迎えいただき、バスでハナアカデミーへ。到着後、生徒たちは早速「ミニオリンピック」と名付けられたゲームでハナ高校の生徒たちとの交流を深めました。その後、ハナ高校のカフェテリアにて、仲良くなったばかりのハナ高校の生徒たちと楽しく夕食をいただきました。
2日目(7月18日)
午前9時から国際シンポジウムの開会式。ハナ高校の校長のご挨拶とともに、本杉学院長(本校)の英語によるビデオレターも上映されました。その後、各国の生徒たちがミックスされた小グループに分かれ、ソウル市内でスカベンジャーハントを実施。半日以上かけて各グループのメンバーが一緒にソウル市内を歩き、夕食を共にして過ごしたことで、前日にも増して打ち解けた様子でした。
就寝前には、翌日発表のチームがオブザーバー(曽我部君)と先生たちによる最終チェックを受け、プレゼンテーションで気をつけるべき点等を確認しました。
3日目(7月19日)
プレゼンテーションとパネルディスカッションが行なわれました。今回のシンポジウムテーマは”News Media”。ここでは、プロポーザルで予選を通過した各チームが”News Media”に関連する社会問題を掘り下げ、その解決策を提案します。プレゼンテーションの後には質疑応答があり、鋭い質問にいかに説得力をもって回答できるかが問われます。使用言語はすべて英語です。
午前の部では比留間君がポスター発表を、午後の部ではチーム1(長南君・蓮沼君・重山君)が発表を行い、それぞれ練習の成果をいかんなく発揮してくれました。午後の部が終了後、ハナ高校の生徒たちとソウル市内に夕食に出かけ、さらに交流を深めました。就寝前には、翌日発表の2チームが発表の最終チェックを受け、最後の詰めの作業を入念に行いました。
4日目(7月20日)
パネルディスカッション2日目。チーム2(岡田君・深井君・清水君)とチーム3(渡辺君・胡君・岩永君)がこれまで練習してきたすべてを発揮してくれました。前日の夜遅くまで作業した甲斐がありました。このような国際シンポジウムでの経験は、参加生徒にとって貴重なものとなることでしょう。
この日の午後は、2日目に実施されたスカベンジャーハント(小グループでのソウル市内フィールドワーク)の報告会と文化交流発表会が行われました。文化交流発表会では各校が趣向を凝らし、ダンスや歌などによる自国文化の紹介を行いました。本校生徒は特注の早稲田ハッピを着て観客と一体になってソーラン節を踊りました。また本庄高等学院の生徒と一緒に肩を組んで「紺碧の空」のパフォーマンスを見せてくれました。
その夜はハナ高校の生徒宅でホームステイ、韓国のご家庭にお世話になりました。
5日目(7月21日)
午前、ホームステイ(1泊)を終えた生徒たちはハナ高校に集合。ハナ高校の生徒たちとの別れを惜しみつつハナ高校を出発し、ソウル金浦空港から羽田空港に到着。19時に解散となりました。 今回のシンポジウムを通じて、生徒たちは充実した表情に満ちていました。