9月15日から23日までの期間に開催された「日露交流プログラム2016 日本の高校ロシア語教師と学習者のロシア派遣」(公益財団法人国際フォーラム主催)に、本校から生徒1名と教員1名が参加。全国に30校あるロシア語教育実施校から、7校のロシア語を学んでいる高校生12名が日本代表として派遣され、ロシアの2都市(ノヴォシビルスクとモスクワ)を訪問しました。
- 参加した生徒のコメント
私は「日露国際交流プログラム2016」に参加し、ロシアに約1週間滞在しました。ロシアでは、街並み、言葉はもちろん、匂い、空の高さなどが日本のものとは異なっており、そのことがロシアにいることを実感させました。
このプログラムに参加して、私は色々なことを学ぶことができました。それは、ロシア語やロシアの生活などについてです。しかし、それらの中でも特に大きな学びは、コミュニケーションの取り方です。というのも、触れ合いにおいて大切なのは言語ではなく気持ちであると感じたからです。プログラムの中には、ホームステイ、現地校訪問と授業体験などのコミュニケーションの場がありました。ロシアに行ってから最初の数日間は「どう話せばよいのか」ばかり考えて、あまり会話をすることができませんでした。しかし、ある日、言葉とは関係なしに、伝えたいことを話したところ、思いのほか会話が続きました。こうした体験から、コミュニケーションは言葉ではなく気持ちが大切なのだと考えるようになり、また自信にもつながりました。そして、その日以降の触れ合いは、以前よりずっと楽しいものになりました。
このように、触れ合いの仕方など様々なことを学べるこのプログラムに参加でき、とても良い経験になりました。プログラムの参加者、支えてくれた方々に感謝いたします。