SGH多文化共生学習プロジェクトの一環である「沖縄ゼミ」は、7月31日~8月3日にかけて、沖縄県那覇市周辺でフィールドワークを実施しました。
「〈琉球/沖縄アイデンティティ〉を探る」という大きなテーマのもと、参加生徒それぞれが各自のテーマを持ってフィールドワークに臨みました。
現地での日程は以下のとおりです。
- 7月31日 北谷市のアメリカンビレッジ訪問とエイサー鑑賞
- 8月 1日 首里城、斉場御嶽、およびその他の小さな御嶽の探索
- 8月 2日 沖縄県立博物館見学と旧久米村付近の探索
- 8月 3日 沖縄タイムス社訪問と第一牧志公設市場での見学調査
特に沖縄タイムス社では記者・新聞編集者としての立場から、現在の沖縄が抱える問題に対する県民のさまざまな意識、県外の〈日本人〉に対する意識などのお話しを聞くことができ、沖縄に住まない私たちのような〈日本人〉が沖縄の問題のみならず、国内外に存在する諸問題についてどのように考えるべきか、どのように向き合うべきかを大きく考えさせられるものとなりました。 〈琉球/沖縄アイデンティティ〉と一言で琉球/沖縄の歴史・風土・文化などをまとめてしまうことの危険性を把握しつつ、今後、今回の知見を私たちなりにまとめていくことを目指します。
今後は事後の学習を進め、11月12日(土)午後に行われるSGH成果報告会において、沖縄フィールドワークの学習成果を報告いたします(生徒による発表)。
※過去のSGH活動は、SGHウェブサイトをご覧ください。