2022年11月にフランスのパリで開催された2022年度のiGEMに本校卒業生である長谷川 健人(先進理工・生命医科3年・2020年卒)、林﨑 諒巡(先進理工・生命医科2年・2021年卒)、山本 翔太(基幹理工・情報理工2年・2021年卒)、戸田 航平(先進理工・生命医科2年・2021年卒)を含む「Waseda_Tokyo」チームが出場しました。
Waseda_Tokyoは、『Cell Freedom ~ Expanding the Possibility of cell-free system』というプロジェクトで出場し、無細胞タンパク質合成系と呼ばれるバイオ技術の社会応用に関わるプラットフォームの開発を行いました。
また、教育部門として、2020~2021年度高等学院の授業(共通科目「生物基礎」・自由選択科目「バイオサイエンス特講」・大学準備講座「現代の生命科学」)において、ZOOMを活用した合成生物学分野の生命科学教育(授業協力)を行いました。
その結果、Gold MedalとBest Foundational Advance Project Nomineeを受賞するという輝かしい成績を残すことができました。
以下、参考URL
・大会当日のjudging session
(このページでWaseda_Tokyoチームと検索)
補足
<iGEMとは?>
iGEM(International Genetically Engineered Machine)とは国際的な合成生物学の大会です。iGEMではBioBricksという生物の遺伝子を規格化した部品を配布しており、それらを遺伝子組み換え技術などにより組み合わせ、社会に役立つ生物システムを創造することを目標としています。高校生部門・大学生部門・大学院生部門があり、世界中の学生が合成生物学を用いたプロジェクトの革新性や新規性を競い合います。iGEMは2004年に米5大学間の大会として始まり、今では世界各国から約350チーム、4000人(2022年度)が集まる国際大会へと発展しました。
早稲田大学 先端生命医科学センター(TWIns)前にて、
写真左から長谷川健人(2020年卒)、山本翔太、林﨑諒巡、戸田航平(2021年卒)
高等学院での授業協力の様子(ZOOM) iGEM会場の様子
発表の様子