SGH教材作成チームの生徒3名(2年1名・3年2名)は、 難民問題の学習の発展的活動として、体験学習型教材を開発しました。難民問題について関心がない日本人を対象として、体験を通して問題に関心を持ち、考えてもらうということがねらいです。
開発した教材を使用し、2月5日に本校生徒を対象にワークショップを開催しました。ワークショップでは、導入でクイズに答え、1つ目の活動を通して日本における難民の現状を感覚的に知り、2つ目の活動では「もし、自分が難民になったら」という仮想体験をすることで、難民のおかれている状況や心情を体感しました。対話を通して振り返り、共有したのち、ある難民のエピソードを読み聞かせて終わりました。 体験学習終了後、国連UNHCR協会の方よりアドバイスをいただき、また、参加者からのアンケート等もふまえ、教材をより良いものへとつくりかえました。
そして、完成した教材を携え、3月24日に開催されたSGH甲子園(関西学院大学 主催)でポスターセッションで発表しました。当日は大勢の参加者がブースを訪問してくださり、とてもにぎわいました。
※開発した教材(一部抜粋)は、こちらからご覧いただけます。